Rainbow Jr. 通信49 外岩ボルダリング 小川山
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ザッキカナ 現実直視

いい季節になってクライミングに復帰しました。

子供が生まれてから、のらりくらり登っていたのですが、

「ガチ登ろう」って気になったので、

自分の生活スケジュールも大幅変更して、

絶対はずせない仕事の次に登るスケジュールを入れ、

なんとか週6時間ぐらい確保できそうだなと思って、登ることにしました。

 

いやはや、体がとてもダルい・・・

さらに腰がジワジワ痛い・・・

体が回復しないというか、常に疲れていて、パフォーマンス低下・・・

登っていても、こんなんで登っていると言えるのか!?・・・という感じでした。

で、昨日、体の動きを見てもらっている、SORANIではおなじみ飛世先生に聞いたところ

トレーニングしすぎかもというご指摘が!

 

えっーーーー!!!

週6時間、簡単な課題をちょこちょこ登ってるだけなのに!?

何も負荷かけてないと思うけどーーー!!!

 

しかし、話を総合して自分に落とし込んでみると、

体の基礎ができあがっていないところに、

昔と同じような復帰方法でクライミングしたところ、

体がそれにおいついてきていない・・・(マル、以上!)

 

がーーん!!!

今まで直視しないでおいた現実がここにきて暴かれる・・・

恐れていたことが現実になりました。

体は動くはずだ、まだ大丈夫と妄想しているうちに時が過ぎ、

体は低下の一途をたどっているのに知らんぷりをして、

重~い、重~い(本当に重い)腰を上げて行動して、

本当に現実を直視することになりました。

 

腰のジワジワした痛みは、動かない体を無理して動かしているので、

腰主導の動きしかできず、腰に負担がきているとのこと。

体がだるいのは、今の体力と登る量があっておらず、疲労から回復しない。

 

若かりし頃、クライミングを中断することなんて数知れず。

指が痛いだの、怪我をしただの、半年ぐらい登らないことも多々ありました。

でも、気合入れて登ればなんとかちょっとは登れていました。

今回も同様にやってみましたが、

5年ののらりくらりと、りっぱな中年で体を動かしていない自分に負けました。

 

思えば、クライミングしてなくても、日に10時間ぐらいは山で動けたし、

1週間ぐらいは夏山縦走できる体力はありました。

今年の夏は、20キロ背負った1日目の山でフラフラでした・・・

クライミングに復帰してみて、

基礎体力が低下しているんだなということを

本当に本当に直視することになりました。

 

自分の現状がよくわかったので、

(いや、今までなぜ直視しなかったのか!?)

まずは基礎体力をつけていくことからはじめることにしました。

登る中心から、もっと有酸素系運動を多めにして体力強化です。

 

現実直視するのは痛みを伴いましたが、(心身とも・・・)

ようやく地に足がついてスタート地点に立ったんだなという気持ちです。

もう過去からひきずってくるものもなし、

本当に人生の第四の扉オープンです!

さあ、新しい一歩です!!!

 

Written By 吉谷 加奈子

 

 

SORANI GMK
SORANI GMK
Climbiing Gym SORANIでジェネラルマネジャーをしています。 ジムでお待ちしています!

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