10月11日(日)にスクールの子供達と小川山に行ってきました。
今回は中級レベルで参加者が2人だったので少し難しめの課題を打ち込むことにしました。
前日までの大雨で岩の状態は決して良くはありませんが、
まずはアップで駐車場近くの岩をぞうきんで拭いて登りました。
いつもより滑りやすいので慎重に登らなければなりません。
アップの後は3級の課題に挑戦。
スタート核心で少し狭いのですが、
子供達にはちょうど良いサイズ?
2人ともあっさり登れてしまいました。
ということで限定でカンテだけでトライしてみることに。
こちらは難しくなかなか上手くいきません。
少しづつ高度を上げていきましたが、完登ならず。
また次回トライしてみましょう。
昼食後はビクターという岩へ移動しました。
比較的乾きやすいと言うことで人が集まっていました。
まずは看板課題コンケーブ(3級)をトライ。
リップが結構濡れていたので、ぞうきんで拭いてチョークをまぶして少しでも良い状態に努めました。
6年生の男の子は何度かトライして動きが分かれば登れました。
5年生の女の子は途中の足上げとリップを取るところが出来ず、
足の位置を変えたり、体の位置を変えたり試行錯誤を重ねました。
一方、6年生の男の子は次に三日月ハング(1級)をトライしました。
核心の左手を取るところが少し届かない感じでしたが、
なんとか届かせるために足を変えたり、勢いをつけたり、いろいろ工夫をしました。
普段ならあきらめて他の課題に行くことも多いですが、
今日はもう他の課題へ移動することなくこの課題をじっくりトライすることにしました。
同じ課題をずっとトライするのは結構精神的につらくなったりします。
どんどん出来そうになっている時はいいのですが、
出来ていたところが出来なくなったり、
出来ると思っていたのに出来なかったときはとても辛いです。
それでもトライして登れた時はとても嬉しいものです。
特に外岩は何年もかけて登ったりすることもあるくらいです。
課題と向き合い、逃げずにトライすることの大切さとすばらしさを
味わってほしいなと思いました。
その後、何度も何度もトライしましたが、登れませんでした。
しかし半日のトライではあったけどしっかりと課題と向き合ってトライできたと思います。
コンディションが悪い中でもトライし続けたことはきっと次につながります。
登れなかった悔しさを胸にジムでのクライミングも頑張ってください。
そうすれば次はきっと登れるでしょう。
最後は指皮がなくなってヒリヒリ
花崗岩では指皮がなくなるのも経験ですね。
次回、キッズ外岩ボルダリングは11月1日(日)
今年最後の瑞牆予定
開拓もする予定なので今から楽しみ~。
Written By 吉谷知将