Rainbow Jr.通信 101 お楽しみ会
2021年12月21日お知らせ 年末年始の営業について
2021年12月23日先週、ジムでお楽しみ会があり、
スクール生の運動会とお餅つきがありました。
その夜、娘が、「今日は楽しかった。こんな日がずっと続けばいいのに。」と言っていました。
お友達とワイワイ楽しかったんだなと思いましたが、
同じ日が続いても楽しくないかもねという言葉は、ぐっと飲みこみました。
もし、お楽しみ会が連日同じように続けば、
それはやがて日常になり、
同じような繰り返しに飽きてくるでしょう。
小学生の時、ホラー漫画家の楳図かずおさんが書いた漫画で、
お誕生日会をして楽しかった女の子が
毎日、誕生日会だったらいいなと願ったところ、
願いがかなって毎日誕生日会をすることになったけれど、
一人だけ毎日1歳ずつ歳をとって、
最後は、おばあちゃん顔のおさげ髪の女の子が、
「もういや~!!!」と叫んでいる漫画を思い出しました。
学校も最初は、ドキドキしながらも楽しかったけど、
毎日通っているとそのうち、
宿題、めんどくさい!みたいになってくるし、
クライミングも始めた時は、
いろいろ登れて楽しかったけど、
グレードも上がらなくなって練習ばっかりしていると、
だんだんやる気が落ちてきて・・・
なんてことは日常でよくあることです。
しかし、人間の営みは日々変化しています。
同じように見えても、体の変化はおこっています。
気持ちも変化するものであり、
同じ日なんて1日もないのですが、
「同じような日々に退屈」なんて思ってしまうこともよくあると思います。
本当は、毎日が違う日であり、
楽しいことも悲しいこともめぐってきます。
そして、同じ気持ちでずっといれるかというと、それはできません。
私にもあった青春時代には、
恋愛ドラマでカップルの別れに涙できた日もありましたが、
今は、若者達が「さようなら」と言っているドラマでは泣けなくなりました。
(3歳児がおつかいに行くあのテレビは今も昔も大号泣できますが・・・笑)
娘もこれからの人生で、もっともっと楽しい体験がまっているでしょう。
同じように、悲しい体験もまっているでしょう。
しかし、楽しい体験も悲しい体験も変化していきます。
楽しい日も、
悲しい日も、
退屈な日も、
忙しい日も、
うれしい日も、
全部、
生きているということなんだなと思いました。
同じ日が二度とこないなら、
今日を精一杯生きなくていけないのだなと思います。
Written By 吉谷 加奈子