如月チャレンジ レポート
2020年3月5日Rainbow Jr.通信 30 ユニバーサルクラスBについて
2020年3月10日働き方大改革じゃ~と思った後、
自分がこれやりたい!と腹をくくりたいものはまだわからず、
相変わらず、労働の渦にまかれて過ごしています。
「子供の世話が~」なんていう、すごくいい言い訳があるのです。
「子供のために~」と大人から言われるのが子供の頃は嫌いだったんですが、
そんなこといっている大人になってしまいました・・・
「これやりたい!」ですが、年齢と共に変わってきているなと思います。
若い頃のやりたいことは、まさに「自分中心」だったのが、
人生も折り返し地点にくると、次世代につながるようなやりたいことがあればいいなと思いはじめています。
子育ては時間がとられることも確かですが、
子供がくれる日々の豊かさは、とてもうれしいものなので、
自分のやりたいことをできないのが子育てと、娘には思ってほしくないなと思います。
でも、今の娘には母は生活のために仕事しているようにしか映っていないかも・・・
これ次世代に残したくない母からのメッセージになってるよ~!
娘が最近やりたいことは「音楽」です。
私とダンナに音楽の素養がまったくないため、家ではまったく音楽にふれあう機会がない娘・・・
一度、友達のところに遊びに行った時、
友達はギターをたしなむので、そのギターを弾かせてもらい、
ピアノにさわって音をだし、とてもうれしそうな娘。
そこで、我が家が音楽に親しむには何か習い事でも~と考えたのですが、
「THE NARAIGOTO」(ザ習い事!なぜかローマ字・・・)となると、
ちゃんと練習してなんぼ!!!根性がでてきてしまうのです。
いやいや、娘、5歳ですよね!?
楽しければいいやん!?
とも思うわけですが、割り切れない自分に子供の頃の自分を思い出すのです。
私に音楽の素養がなかったわけではありません。
立派なピアノを購入していただき、ピアノレッスンに通っていました。
バイエルも卒業しました。
そして、めちゃ練習さぼってました!(>_<)
そんな私が娘に言うのです。
「練習はキチンとやらなあかん!」
あんたは何様じゃ~!と自分で思うのです。
娘が「音楽」でどんなことをやりたいのか、どんな楽しみを持ちたいのかわかりません。
たぶん、5歳の娘にもまだわからないでしょう。
娘が音楽に親しむためには、習い事だけじゃなく、いろいろなことができると思いますが、
何かにふれるためには入り口も大切なんだな~と思ったのでした。
これがクライミングだったら、
こんな楽しみ方や、こんな練習や、こんなことができるよという見通しがたつのですが、
音楽に関してはまったくわからないので、よい出会いがあればいいなと思います。
きっと世の中には、音楽の楽しみをたくさん知っている人がいると思うので、
娘の興味が広がれば、楽しみをたくさん知っている人とつながっていけばいいなと思います。
「練習も大切だけど、音楽の楽しさ!」を伝えることも忘れないようにしようと自戒をこめて思うのです。
そのために娘の声を聴くのを忘れないようにしようと思います。
興味が音楽から別のものになるかもしれませんが、
娘が楽しくてやりたい!って思うことが見つかるといいなと思います。
2歳の頃の娘。
いとこにもらった高級ブランドコート。
とてもかわいいので着せようと思ったのですが、
色が好みでないらしく、頑として着ようとしません。
おばあちゃんが買ってくれて、お下がりですがいとこが大切にとっておいてくれたコートです。
私はなんとか着せようとあれこれやりましたが、
とうとう袖を通すことはありませんでした。
その時、思ったのです。
私は誰の何のためにこのコートをこの子に着せようと思っているのだろう。
おばあちゃんやいとこに喜んでもらうため!?
高級ブランドコートを見せたいため!?
新しいコートを買うのがもったいないため!?
私の意地のため!?
コートを着るのは娘なのだ。
娘が着ないというものは、着ないのだ。
娘の人生は娘のものなのだ。
そう思った、娘2歳の冬でした・・・
なんだか書いているうちに、
私は私の人生を生きたいと思っているんだね!?
そう思った、今日のザッキでした。
Written By 吉谷 加奈子