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Rainbow Jr. 通信 118 第5回 姿勢測定

2022年5月8日(日)に第5回目の姿勢測定を行いました。

講師はSORANIのスクール生の体作りをサポートしていただいている、

NPO法人佐久平総合リハビリセンターの高橋先生と、

”Aweaness”の飛世先生にお越しいただきました。

今年は17名が参加しました。

測定は2班に分かれ、前半はアスリートクラスの9人が測定し、

後半はユニバーサルクラスとエレメンタリークラスの8人が測定しました。

 

姿勢測定とはどんなものが気になった方は、

過去4回の姿勢測定の記事を参照してください。

https://cg-sorani.com/archives/3710

https://cg-sorani.com/archives/4164

https://cg-sorani.com/archives/5010

https://cg-sorani.com/archives/6239

 

最初は、「姿勢」ってスポーツする時大事だよね・・・ぐらいの認識ではじまりましたが、

5回目となった今回の姿勢測定で、

子供たちの成長過程とクライミングの練習で、

どのように姿勢に変化があるかみることができました。

 

まず、低学年でクライミングをはじめたばかり子は

「猫背」タイプが多く、骨盤が後傾している子が多いですが、

クライミングのレッスンを重ねて、

姿勢を意識したウォームアップに取り組んでくると、

「フラットバック」タイプといって、

背骨のS字ラインが少ない姿勢となってきます。

体幹がアップしてまっすぐな姿勢はとれていますが、

立ち姿勢でのポジションは改善の余地がありそうです。

 

さらに、クライミングのグレードを上げて登りこむようになると、

今度はまた「猫背」タイプになってきています。

これは、肩まわりの筋肉をたくさん使って負荷がかかっている子が多いという印象です。

逆にいうと、下半身の筋肉が使えておらず、

裏ふとももが硬く、大殿筋(おしりの筋肉)など下半身の大きな筋肉を使えるようにする必要があります。

股関節まわりも硬い子が多いので、

最近は下半身強化のストレッチなども取り入れ、

上半身と下半身の大きな筋肉を連動して使えるようにして、

パワーアップしていってくれたらなと思います。

 

姿勢測定で現在の体の状態をみることができます。

トレーニング状況などで毎年体はかわっていくので、

現在の体の状況を把握するためにも、

継続して測定していってほしいと思います。

 

クライミングを始めたばかりの子も、

トレーニングしていけば体はかわってきます。

意識しながらトレーニングにしている子は、

体が変化していき、

その変化を目の当たりにしているので、

まだトレーニングをしていない子達も

毎日ちょっとずつでいいので、

生活の中にパフォーマンスアップのためのトレーニングを取り入れていってほしいと思います。

 

体作りの取り組みがクライミング上達にもっと役立っていくように、

これからも子供たちの変化を見守って、

よいトレーニングが提供できるようにしていきたいと思います。

 

Written By 吉谷 加奈子

 

SORANI GMK
SORANI GMK
Climbiing Gym SORANIでジェネラルマネジャーをしています。 ジムでお待ちしています!

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