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Rainbow Jr. 通信 161 第6回 姿勢測定

2023年5月21日に第6回姿勢測定を行いました。

講師はSORANIのスクール生の体作りをサポートしていただいている、

NPO法人佐久平総合リハビリセンターの高橋先生と、アウェアネスの飛世先生です。

測定は、前半はアスリートクラスの9名と、

後半のユニバーサルクラスとエレメンタリークラスの5名が参加してくれました。

 

第5回目の測定はこちらです。

https://cg-sorani.com/archives/7617

 

今年で第6回目となる姿勢測定。

過去の測定結果を見ていくと、第1回目から参加してくれている子は、もう中学生になりました!

(昔の測定写真がかわいすぎます!あっ!今もかわいいです・・・)

小学校高学年から中学にかけては、

体がぐっと変わってくる時期で、

変化がとても大きな時期になるので、

そこで自分の体の状態を知っておくのはとても大切です。

 

低学年で肩回りが弱かった子が、

競技を続ける中で肩回りは強化されていますが、

以前は通常スコアだった体幹力などが、

体の成長で下半身まわりがしっかりすことにより、

腰まわりや体幹力が弱まっているのがわかります。

今、強化しなければならないところがとてもよくわかります。

 

今年度のアスリートクラスは、

背中の筋力の左右差がでている子が多く、

首回りの力みが強くでていて、

腰回りの歪みが多い傾向が見られました。

上半身に頼った登りをしているのがデータにでていると感じました。

今年度からアスリートクラスは、NCAのコンデショニングトレーニングを取り入れているので、

この歪みはコンデショニングで解消していけるように、

トレーニングのメニューにしっかり組んでいく必要があるなと思いました。

 

アスリートクラスの子が本格的に体作りのトレーニングを始めて1年になりますが、

ようやく体作りのトレーニングって必要だなと感じはじめ、

1年をかけて少しずつ習慣になってきているところです。

そして少しずつですが、

自分の体の状態を考えらるようになっているなと感じます。

トレーニングの第1歩は、「自分の体を知る」ことなので、

データも活用しながら、体作りができるようにと思っています。

体作りのトレーニングは競技に直結するような結果が見えにくいですが、

体の歪みがあるだけで使える筋力の40%が低下してしまうということなので、

競技力アップのためにも自分の体を見直していってほしいと思います。

 

ユニバーサル・エレメンタリークラスの子については、

個々に課題がありますが、

全体としては、やはり猫背傾向の子が多いです。

クライミングでの歪みというよりは、

日常生活の姿勢からおこる歪みが多いと思うので、

普段の生活から姿勢を見直して、

よい姿勢を心がけてほしいと思いますが、

「よい姿勢って何?」というところを学んでいってほしいなと思います。

 

年に1回ですが、

姿勢測定は自分の体の状態を客観的に見れるよい機会です。

データを生かして普段の登りと照らし合わせながら、

毎日少しずつでもいいので、体作りのトレーニングを続けていきたいと思います。

コツコツやる!

それが強い体作りにつながるキーワードです。

みんな、ガンバ!!!

 

Written By 吉谷 加奈子

 

SORANI GMK
SORANI GMK
Climbiing Gym SORANIでジェネラルマネジャーをしています。 ジムでお待ちしています!

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