第4回 ミーツ 両足での体のひねり
2021年10月15日今週の動画配信
2021年10月21日私が生まれ育った神戸市では中学生の時に
スポーツ章テストというものがありました。
種目は50m走、1500m走、ハンドボール投げ、走り幅跳び、懸垂
それぞれ20点満点で合計点が
80点以上で金バッチ、70点以上で銀バッチ、60点以上で銅バッチがもらえました。
1年で銅、2年で銀、3年で金が目標となります。
たまに1年で銀、2年で金をとるスゴイ生徒もいますが、
私の学年にはいませんでした。
1年生の時は2点足りず銅が取れなかったことを覚えています。
各項目に足きりもあり、ハンドボールが足きりの25mに2m(点)足りない23mでした。
そのころ、まだ筋力もなく身長も大きくなかったのが原因かと思います。
その後2年生では雪辱を果たし銀バッチを獲得。
野球部だったこともあり、筋力もついてハンドボール投げも得意な方になっていました。
もともと長距離走が得意で1500mは高得点でした。
2年生の時には5分を切って20点を取りました。
ちなみにマラソン大会は陸上部に早い人がいなかったこともあり3年連続1位でした。
その後、3年生でも金バッチを無事獲得しました。
男子で金バッチをとった人は一学年男子120人くらいの中で5人くらいだったと思います。
私は小学、中学と野球をやっていました。
中学では部活に入って一生懸命頑張ったと思っていました。
でも今考えてみるともっと頑張れたのだろうと思います。
頑張ったのはあくまで部活中でそれ以外ではほとんど努力しませんでした。
そのためか、半レギュラー的な感じ。
冷静に考えてみても運動神経は良い方だったと思います。
野球部の中で金バッチをとった人は他にいなかったような。
スポーツ章テストの項目が野球と直接関係するかは分かりませんが、
それでももっと上手くなっていても良かったのではと思います。
努力の仕方を知らなかったのかもしれません。
その後、クライミングにハマったのは努力(登ること)が結果に直結しているからだと思います。
登ること自体が楽しかったし登れば登るだけ上達もしました。
結果が出ればもっと登ってうまくなりたいと思いました。
クライミングの才能があるかと言われるとそれほどでもないと思う。
特に身体的特徴はクライミング向きではないような気がする。
リーチが短いとか下半身が重いとか。
でもそんなの関係なく登るのが楽しく、
努力したことで、結果も出るようになったのでしょう。
もちろん1流クライマーにしてみれば大したことないけど、
自分自身満足しているし、
それこそがクライミングの良さだと思います。
さて才能と言うと中学生の私にはコツコツ努力する才能が足りなかったのかもしれません。
でもその後、勉強でもクライミングでもコツコツ努力してきたので、
能力はあったけどうまく使いこなせなかったのでしょう。
能力があってもそれを上手く使いこなすのが大事なのだな~と思うのでした。