今週の動画配信
2021年4月30日今週の動画配信
2021年5月7日月曜日の定休日にスクールの子供たちと外岩ロープクライミング講習に行ってきました。
ソラニは車で10分ほどのところに岩場があり、とても恵まれています。
その他、車で2時間以内(クライマーにとっては近い)のところに
日本を代表する岩質が異なる岩場がたくさんあります。
花崗岩の小川山や瑞牆。
石灰岩の二子山。
凝灰岩の有笠山など。
私の初めてのクライミングは外岩ロープクライミングでした。
和歌山の海沿いの岩場で高さにビビりながらも上まで登った時の達成感は今でも覚えています。
それから少しづつ外岩ロープクライミングに行きレベルを上げていきました。
初めは外岩だけでしたが、もっと上手くなりたいと思い、
家にトレーニングボードを建てました。
1号機はコンパネ1枚分の小さなものでした。
すぐにこれでは不十分になり、2号機を作成。
コンパネ3枚で角度は110°くらいだったと思います。
2~3ムーブすれば終わりだったけど、
2号機のおかげでイレブンが登れるようになりました。
しかし小さな壁で一人で登ることに限界を感じ、
バイク(当時の移動手段はバイクでした)で30分かけて王子公園にある登山研修所のボルダーに通い始めました。
当時、王子公園を選んだ理由はそこが一番近いジムで、利用料も安かった(1回500円)からです。
8畳ほどの小さな部屋にあるボルダーでしたが、
強い人がいっぱいいて刺激をもらいました。
途中、職場が王子公園に近くなったこともあり、
週2~3回通っていました。(週末は外岩でした)
ボルダーでは1級が登れるようになったし、
リードでもトゥエルブが登れるようになりました。
王子公園に通い始めて2年ほど経って
リードクライミングでさらなるレベルアップを目指すために、
持久力アップが必要だと感じ、ホームジムを替えることにしました。
当時、リードクライマーが集うジムが大阪にあり、
職場から家とは反対方向にあるジムにわざわざ電車に乗って40分かけて通うことになりました。
そのジムはボルダー課題もあるのですが、ナガモノの課題が充実しており、
リードクライマーがたくさん登りに来ていました。
このジムで鍛えれられ持久力がついたのは間違いないでしょう。
持久系のトゥエルブも安定して登れるようになったし、
サーティーンも視野に入ってきました。
当時そのジムに登りに来ていたお客さんやジムスタッフの多くの人が
現在ジムオーナーになっているのは何かの縁なのでしょうか?
実はこのジムで妻とも知り合い、一緒に岩場に行くようになりました。
上手くなるための環境を求めて色々と試行錯誤を重ねてきましたが、
明らかにこのジムに通い始めたのはクライミング人生の転機だったように思います。
ソラニも利用するお客さんの転機となる場所であれば良いなと考えています。
その後のクライミングジム遍歴はまたの機会に。