新年あけましておめでとうございます。
2021年1月5日今週の動画配信
2021年1月7日1月に入って6日になりました。
あらためて、あけましておめでとうございます。
今年も過去の思い出や気づいたことなどを
オーナーの独り言として書いていきます。
さてそろそろ仕事が始まったり、学校も始まり正月気分も抜けてきた頃でしょうか?
今年の正月はコロナの影響でいつもとは違う過ごし方をした人も多かったのでは。
私たち家族も実家の関西には帰省せずに長野県にいました。
娘は初めて、私たちも久しぶりのことでした。
いつもなら、双方の実家に訪れ、毎日暴飲暴食を繰り返していました。
今年は年末にスキーに行き、私は2日はセットをしたので、
それほど体重が増えることなく年末年始を過ごすことができました。
これなら今から調子をどんどん上げて春には成果を出せるんじゃないかと妄想を膨らませています。
さて年末年始の過ごし方ですが、
20代後半から雪山を始めてからは毎年のように正月を山で過ごしました。
その中でも一番記憶に残っているので、前穂高北尾根~奥穂高への縦走です。
計画では前穂北尾根から奥穂、北穂、滝谷、槍へと縦走しながら壁を登る予定でしたが、
前穂北尾根を登るのに時間がかかりすぎて奥穂まで来たところで悪天候が予想され、
そこで下山したのでした。
結果的には敗退ということなのかもしれませんが、
前穂北尾根への登山は充実した時間でした。
12月25日に上高地から入山。
その日は横尾の近くの慶応尾根を少し登ったところまで。
前日、前々日に大雪が降ってこの時点ですでに思ったより進みませんでした。
その後、この大雪のおかげで全然前に進みません。
こんな早い時期から山に入る人などおらず、
ひたすら妻と二人でラッセル(雪を掻きわける)をし続けました。
10日間分の食料と登攀用具が入ったザックは30kg以上。
ラッセルは腰から胸の高さがあり、
荷物を担いでは全く前に進まないので、
1番手は荷物なしでラッセルをし、
2番手は荷物を背負いながら少しラッセル。
しばらく登ったら、1番手は自分の荷物を取りに下って登り返す。
ひたすらこれの繰り返し。
前穂北尾根は通常3日くらいで行けるのですが、
結局2倍の6日もかかったのでした。
当時は実力不足などと凹んだりもしましたが、
今思えば充実した時間を過ごせたなと思います。
誰もいない山の中をひたすらラッセルをし続け、
2人だけの力で登り切ったことは今では誇りに思います。
もうあんな登山をすることは難しいのかもしれませんが、
同じくらい充実した時間を過ごせたらなと思います。
さて今年はどんな1年になるのでしょうか?
コロナの影響で思うようにならないことも多々あるかもしれませんが、
充実した時間を過ごせるよう頑張っていきます。
SORANIのこともよろしくお願いします。