ジュニアボルダリング講習会
2020年7月7日今週の動画配信
2020年7月9日年長の娘が保育園で竹馬をすることになりました。
母もできないので一緒にやろうと始めました。
まずは立つというところから練習開始。
壁に立てかけた竹馬に立ち上がります。
娘は上手に立っていたのですが、
母が上手く立てないと、あーだこーだと教えてくれます。
母が立つコツをつかんで、歩く練習をしてみると、あれっできた!
竹馬、無理~と思っていたけど、できました。
が、そのとたん、娘が「もうやらない!」と練習を拒否!
えーーー!!!
昨日まで園庭を一周できるようになる~と張り切っていたのに・・・・
さて、ここからが今日の100%話です。
娘のこの言動、分析すれば、
人よりできていた時はやろうとしたけど、人ができるようになったらやらないとか、
自分ができないことを見たくないので、できないことはやらないとか、
娘は失敗を極端に恐れる傾向があるので、失敗した自分を避けようとしているとか、
考えればいろんな心理状態がでてきます。
ちょっと前の母なら、
娘がそんな態度なら「娘ダメじゃーん!」となっていたのですが、
負のスパイラルにさようならしたので、ちょこっと思考を変えてみました。
竹馬の練習をしないのは娘の問題であって私が解決する問題ではありません。
とは言っても、それじゃ!ってほっておくのは育児放棄なので、
母問題としてとらえてみました。
よーくよーく考えてみると、
私は何かする時100%やらなきゃという思いが強い。
できないなら、できるまであたってみろや~的な昭和熱血スポーツマンガ方向にすすみがちです。
ですが、100%ってすごくパワーを使うので疲れます。
そうなると、やるなら100%でやるか、それとも中途半端は嫌なのでやらないかになってしまいます。
100か0か。
極端ですよね・・・
思えば山へ行った時、ここで一歩間違えれば死ぬかもという場面にでくわします。
その時はすごいパワーがでて、難局を乗り越えた後は、とても充実感があるのですが、
普段生活している場面では、そうそうでくわすことはないと思います。
でも、私の中で「頑張る」=「生か死を乗り越える」のが最高の頑張りであることがインプットされていて、
その頑張りじゃないと頑張った気にならないのです。
何かやる時に、「私って頑張ってないよね・・・」という思考がグルグル・・・
が、その100は本当に必要なことでしょうか?
100が必要な場面もありますが、
30ずつで頑張って、達成できることがあるはずです。
そんな頑張りがあってもいいじゃないかと気づいたのです。
(半世紀近く生きて、今ごろね・・・)
さて、竹馬。
母は娘に無意識に100の頑張りを求めていなかったでしょうか?
竹馬の場面じゃなく、いろいろな生活シーンで母の思考は娘に伝わるはずです。
100が必要な時もあるけど、
20や50や80も選択肢にあると母が思えば、
あとは娘が何を学んでくれるか、ゆっくり向き合えばいいかなと思いました。
煮詰まったら、ちょっと自分自身をふりかえる。
そしてその視点から出発して、最後は自分(母自身)を認めてあげると楽しい気分が戻るようになりました。
娘も竹馬楽しんでくれるといいなと思います。
Written By 吉谷 加奈子