12月になり、久しぶりに登山に行ってきました。
昨年同様に蓼科山に行ってきたのですが、
登山口に雪が積もっているので、
上はもっと積もってるのかなと思ったら、
それほど積もっていなく、
快適に登ることができました。
去年は曇っていて何も見えずすぐに下山したのですが、
今年は快晴無風で山頂でのんびり過ごすことができました。
前回、今年の外岩ボルダリングで目標を達成できなかったことを書きましたが、
ふりかえってみるとそれほど悔しくないなと思ってしまいました。
もちろん登れるはずの課題だったし、
登りたかったのは確かなのですが、
とはいえそれほど打ち込んだ訳でもなく、
何としても登りたいと思ったのかと言われると・・・
最近忙しいというのもあるけど、
そんなに打ち込んでいないなと思いました。
それはジムでも同じで。
なくなるまでに何としても登りたいと思って打ち込んでいない。
セットをしないといけないとか。
登りすぎるとダメージが大きくてセーブしているのも確かです。
故障しないように登ることも大切だと言い聞かせているのですが。
先日の瑞牆で課題を登って泣いているSちゃんや
昨日、ジムの課題を登って泣いているGさんを見て
そこまで感情が高ぶれるのってうらやましいなと思いました。
自分は?と思うと今まで登れて泣いたこともないし、
登れなくて泣いたこともないな~。
それでもやっと登れた時はすごくうれしくて、
しばらく余韻に浸ることが多いですね。
よく初心者の人や中級の人にも言われるのが、
「それだけ登れれば楽しいですよね」
そんな時、こう答えています。
「レベルは関係ないですよ。
登れなかったルートが登れればうれしいし、
登れなかったら悔しい。
登れるレベルの課題を登れても、
そんなにうれしくはないですよ。」
クライミングは本質は
出来なかったことをできるようになることなんだと思います。
それゆえに、レベルに関係なくだれもが達成感や満足感を味わうことができるのです。
セットでは絶対に登りたいと思ってもらえるルートを作りたいし、
自分もそんなクライミングをしていきたいなと思いました。
お客さんの登りを見て改めて考えてみました。