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Rainbow Jr.通信 36 ピアプレッシャー

Rainbow Jr.通信を楽しみにしていただいている(無理やり!?)方は、

ピアプレッシャーと聞いてどんな印象を受けますか?

 

「ピアプレッシャー」って聞いたことない・・・という方は、

ピアプレッシャーとは、英語で、「peer=仲間」「pressure=圧力」となります。

日本では、「同調圧力」と言われるものですが、

集団の中で仲間や同僚などから受ける心理的なプレッシャーの事で、

良い形であれば、学校や職場などで「相互配慮」として機能しますが、

行き過ぎれば過度のプレッシャーを生み出すネガティブな要因になりかねません。

 

子供同士で「同調圧力」なんていうと、

まわりの雰囲気に巻き込まれて何か直接したわけじゃないけど、

結果的にイジメに加担してしまった・・・なんてイメージが先行しがちです。

 

物事にはいい面も悪い面もあります。

ピアプレッシャーも適度にあるとよいこともあります。

 

SORANIでピアプレッシャーだなと感じる場面は、

個別練習に来ている子達が、

すごく頑張って練習している子を目にして、

自分も頑張って練習しようと、練習に励んでいる時などは、

ピアプレッシャーのよい面がでているなと感じます。

 

特に最近の中学生は、よい意味でピアプレッシャーが働いていて、

誰かがあるルートを登れると、他の子も登れたり、

○○登れたよ!と報告してくれることが増えました。

みんなで同じ課題にトライしながら、教えあったりしている姿もあり、

みんなのレベルが上がってきているのがうれしいです。

 

反対に、ひとりが遊び始めると、

みんな一斉に遊びに加わり、

練習に来たんでしょ~!!!となることもあります。(苦笑)

低学年ではよくあるパターンですが、

まだまだ遊びの中から学べることもあり、

半分ぐらいは目をつむって遊んでもらってます・・・

 

しかし、重要なポイントは、

自分の子供がSORANI、ピアプレッシャーをどう扱っているかということです。

うちの子マイペースだから大丈夫と思っていたら、

ある集団の中ではぜんぜん違うふうにふるまっていたなんてこともあります。

 

例えば、うちの娘。

ジムで疲れて「もう登らない!」と言っていたと思ったら、

同じぐらいの年代の子が来て、頑張って登っていると、

なんだか一緒にまじって登りはじめる・・・

疲れていても、ジムでは頑張っています。

今は、まわりに人がいると頑張るタイプの娘です。

が!家に帰ると疲れてグズグズ度合いが最強になり、

家で対処する母のストレスの原因になるという、

ピアプレッシャー波及問題が勃発したりしていますが・・・(笑)

 

集団の中に入ると、失敗するのを見られるのが嫌で練習しなかったり、

自分は弱いからと、予防線をはっておもいっきりトライしないなど、

子供達がマイナス要素を見せた時、

どうしたらいいか、その子なりの解決方法を探らなくてはいけません。

 

子供達はジムでどんなふうに頑張っているでしょうか?

社会の中で生きていくにはピアプレッシャーはどこにでもあります。

もし「同調圧力」が悪いように作用していて、

ストレスがたまっている時は、

どうすればそのストレスに対処していくか学ぶ必要があります。

 

クライミングは個人スポーツですが、

SORANIでは、仲間同士が切磋琢磨して共に成長してほしと願っています。

ピアプレッシャーがよい意味で発動できるように、

みんなで登って学びあう意義を伝えていますが、

うまくいく時もいかない時もあります。

 

年齢が低ければ、お家の人との連携も必要ですし、

年齢が高ければ、その子自身が対処できる方法を考えなければいけません。

子供達がのびのびできる環境を一緒に考えていきたいですね。

 

 

いや~

お母さんがのびのびできる環境を考えるのも必須か・・・

Written By めちゃ頑張っている(つもりの)母  吉谷 加奈子

 

 

 

 

 

 

SORANI GMK
SORANI GMK
Climbiing Gym SORANIでジェネラルマネジャーをしています。 ジムでお待ちしています!

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