Rainbow Jr. 通信41 外岩ボルダリング(エレメンタリークラス)
2020年8月11日今週の動画配信
2020年8月13日8月2日(日)から5日(水)にかけて白馬登山へ行ってきました。
2日からと言っても2日は移動と遊びで、小谷村にあるロッジに泊まりました。
ロッジに泊まって次の日から登山をすることに。
登山ルートを当初の計画では行程的に楽な栂池から白馬大池経由で白馬頂上を目指そうと思ったのですが、
今年はコロナの影響でテント場の予約が必要。
白馬大池の山荘に電話してみると2日も3日も予約がいっぱいで、
栂池からのルートは日程的に無理となりました。
4日は空いてるとのことで予約を入れ、3日は頂上宿舎のテント場の予約をしました。
ということで登山ルートは猿倉から白馬大雪渓を登って頂上宿舎にテントで泊まり、
白馬大池を経由して栂池に下山することになりました。
僕が5歳に登った時も同じ行程でしたが、さて今回はどうなるのでしょうか?
3日は朝5時に起きて、登山口へ向かいました。
娘は眠そうであまり元気がありません。
せめて、大雪渓までは歩いてほしいなと思ったのですが、願いかなわず、背負うことに。
あまり無理をさせても山が嫌いになるだけなので、
背負って、ちょっとでも寝てくれれば歩いてくれるかなと思いました。
思った通り、背負ってしばらくすると眠りにつきました。
30分ほど歩いて、大雪渓手前で娘が目を覚まし一緒に歩きました。
歩いて10分ほどで大雪渓に到着。
今年は雪が少なく長雨で雪渓が融けて小さくなっていました。
雪が多い時は白馬尻から大雪渓に入り歩いたはずなのですが、
今年はしばらく登山道を歩いてから雪渓にはいりました。
娘は雪渓を少し歩くことができました。
しばらく歩くとまた疲れた~と言うので背負いました。
雪渓は快適に登ることができましたが、
雪渓がなくなって登山道に入ると道が悪く、背負って登ることにしました。
その間娘は再び眠りについたので、結構、眠かったようです。
しばらく背負って登り、避難小屋を通り過ぎたところで、
頂上宿舎が見えてきたので、あそこまで歩こうと娘を下ろしました。
乗りたい、歩きたくないと言ったりしましたが、
小屋でケーキを食べよう!と声をかけながら、何とか宿舎まで歩くことができました。
天気は薄曇りで時折ぽつぽつと雨が降りましたが、
そんなに降ることはなかったので良かったです。
小屋では早速、ケーキではなくプリンを食べて大満足。
テントを張ってのんびり過ごしました。
コロナの影響で登山客は少なく、小屋は空いているようでした。
娘は山の上のテントで寝るのは初めてで、
寝付きはよかったのですが、夜中何度も起きて、ぐっすり寝れなかったようです。
それでも、夜7時くらいから朝6時くらいまで寝たので朝は元気でした。
2日目は白馬大池までで行程的には短く、娘も歩ける行程だなと思って歩き始めました。
何とか頂上までは歩くことができました。
天気が良く遠くの方まで見渡すことができました。
頂上からはダラダラと下りながら時折登り返しがある行程です。
娘も下りなら大丈夫と思ったのですが、結局͡小蓮華岳の登り返しから背負うことに。
するとまた眠ってしまい、慣れないテントでしっかり寝れず疲れていたのかもしれませんね。
しばらくしたら目を覚ましたので、白馬大池まで歩いて下りました。
池のほとりの快適なテント場で池を散策したりして遊びました。
大池は透明度が高く、ウーパールーパーのような生物がいっぱいいました。
調べるとクロサンショウオとのこと。
娘もここは気に入ったようで岩の上をピョンピョン跳ね回って楽しんでいました。
さて、白馬大池のテン場の予約が何で多いのかなと思ったら、
ここを起点に白馬山頂をピストンで登る人が結構いるようです。
当初、その行程で行こうと思っていたので、
同じように計画を組む人にここは人気のテン場なのですね。
3日目です。
栂池自然園までの2時間半の行程です。
娘に今日こそは全部歩いて欲しいと思ったのですが、
歩き始めてしばらくすると「乗りた~い」が始まりました。
白馬乗鞍岳までは何とか歩き、そこから天狗原までの急斜面の下りは背負うことにしました。
小雪渓は手をつないで滑りながら下りましたが、
その他の道は結構危ないなと感じ、背負って下って正解でした。
天狗原の木道は喜んで歩きましたが、
そこからの下りは結構道が荒れており、
歩きづらそうなので再び背負って降りることに。
ロープウェイの駅が見えたところから、最後は歩いて下れました。
下に着いたら早速ソフトクリームを食べご満悦。
ロープウェイとゴンドラに乗って大興奮。
あっという間に下界へともどってきました。
娘は3日間トータルで半分も歩いてないかもしれませんが、
それでも頑張って歩いたと思います。
白馬登山に行こうと1年くらい前から話して、
全行程を歩いてほしかったので、山を歩く練習にも行ったりしました。
それにより、白馬登山がどれくらいしんどいのかが想像できたのかもしれません。
行く前は不安そうで、後ろ向きな考えになっているようにも見えました。
保育園では先生に登山のことを話しており、
頑張って歩きたいと考えているようでした。
でも、白馬登山をプレッシャーに感じていたのかなと思うところもあります。
自分が5歳の時の記憶はあまりないですが、
兄2人もいたし、他に同じ年の子も一緒に行ったので、
登山を不安に感じたりは全くなかったと思います。
性格的にも根拠のない自信だけは持っているタイプなのと、
負けず嫌いなので歩けたのですね。
5歳の時の記憶は多くはないですが、
雪渓を歩いたことや小屋で寝たことや石伝いに飛び跳ねながら歩いたことは思い出します。
そして明らかに山が好きになった原点と言えます。
今回、娘はどう感じたのでしょうか?
そして今後どのような記憶として残っていくのでしょうか?
今はただ白馬登山が終わってほっとしているのかもしれません・・・
時間が経って楽しかった記憶が残ってくれるといいのですが。
来年は少し楽な登山へ行こうかな?
また来年も行くの!?って娘に言われるかもしれませんね。
10年後には、また娘と一緒に白馬に登れるといいのですが・・・
家に帰って書いた絵です。
Written By 吉谷 知将