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2020年8月7日オーナーの独り言 白馬登山
2020年8月12日8月10日(月)山の日にエレメンタリークラスの子供達と外岩ボルダリングに行ってきました。
お盆休み中ということで、小川山や瑞牆などの有名ボルダリングエリアは人が多そうだなと思い、
ジャンボ(横山勝丘)に相談すると、
ジャンボが開拓したエリアなら人も多くなく、子供でも登れる課題があって、
さらに川遊びもできると紹介してくれました。
当日エリアを案内してくれて、いっしょに登ってくれるということでジャンボエリアに行ってきました(場所は秘密です)
エリアに着くとボルダラーは誰もいません。
川遊びの家族が一組いましたがお騒がせしました。
子供達は着くや否や登りたくてたまらない様子。
興奮して靴のまま簡単な岩の上に登っていっていました。
そのため、一旦みんなで集合し岩場で登るルールを説明しました。
クライミングシューズを履くこと。
マットのない所を登らない。
自分一人で勝手に登っていかない。
登っている人のそばには近寄らない。
外岩は、ジムと違って油断するとすぐに怪我や事故につながります。
気持ちを落ち着かせて一人づつ簡単な課題を登って岩に慣れることにしました。
ジムと違って、外岩は手のホールドが持ちにくく、足で安定して立って登らないといけません。
最初はみんな手で引き上げようとしたり、怖いので岩にしがみつくようにして登っていました。
岩にしがみつくように登ると傾斜のない所では逆に足が滑ってしまします。
足でしっかり立つようにとアドバイスをすると次第に子供達も慣れていきました。
少し慣れたところで、ちょっと難しいルートにチャレンジ。
ここでもやっぱり足が滑って悪戦苦闘。
親指の先で力を入れて登ることを意識するようにアドバイスすると少しづつ感覚をつかんできた様子です。
登れた課題も何度も何度も登っていました。
登って疲れたのと暑かったので、子供達は川遊びタイム。
その間、お父さんたちが登る時間です。
子供達と同等の経験か、少し登ったことがあるお父さんたちで、
子供達同様に足が滑って苦労していましたが、
少しづつ慣れて簡単なルートは登れるようになりました。
そこで少し難しい課題に挑戦。
マントル(体を返して這い上がるように登るムーブ)を返す課題なのですが、
パワーが必要なのでかなり苦戦。
それでも何度も何度もチャレンジしていました。
さすがに何度もやっているうちに疲れたので
ちょうど川遊びから戻ってきた子供達と昼食タイムとしました。
昼からは親子でボルダリングを楽しみました。
お父さんたちには子供のスポット(落ちた時に受け止める)を説明しやってもらいました。
いつか親子のみでボルダリングに行ったりできれば良いですね~
子供達も慣れてきた様子だったので、少し高い岩に挑戦することに。
まず10級の課題を登りますが、降りてくるのも同じルートです。
しかも10級と言ってもジムのようにガバホールドがたくさんで簡単というわけではありません。
正しい動きをして足で立って登らないといけません。
降りてくる時も足でしっかり立って体を下げて足を降ろさないといけません。
高さがあると怖さも増しますが、緊張しながらもみんなここをクリア!
次は別の課題から頂上を目指します。
下部が難しく、なかなかうまくいきません。
順番にトライしだんだんいい感じに動けるようになりました。
そして一人が下の核心を突破。
上部は簡単ですが、高さがあるので、慎重に登らないといけません。
怖さから腰が引けてしまいます。
腰が引けると足が滑るのですが、必死に岩に食らいついて何とか頂上まで登ることができました。
もう一つ他の課題からも頂上に登ることができました。
高さのある岩にみんなお腹いっぱいになっているようだったので、
次は低めの岩で登ることに。
スラブの課題や垂直の課題、少し難しい課題など、お父さんたちも一緒になって登りました。
気づくと時間はもう4時。
疲れている子もいれば、まだまだ登りたい子もしましたが、本日はこれで終了。
たくさんサポートしてくれたジャンボにお礼を言って解散となりました。
ありがとう~、ジャンボ!!!
子供達にとって初めての外岩ボルダリングでしたが、怪我無く終了出来て良かったです。
「次はいつ行くの?」とまた行く気満々のようでした。
次回は9月に予定しています。
佐久からは1時間ちょっとで行ける外岩がいっぱいあります。
土地の利点を生かして、これからもいっぱい岩場で登って、
外岩クライミングの魅力を味わってほしいと思います。
Written By 吉谷 知将