ザッキカナ 見たくない自分
2019年11月29日YouTube New動画配信
2019年12月4日来年4月からのスクール編成ができあがりました。
新クラスについては、12月中にはお知らせできると思うので、
興味のある方は毎週火曜日のRainbow Jr.通信をチェックしてみてください。
レッスンの後、お家で「今日どうだった?」と聞くことはあるでしょうか?
たくさん話をする子もいれば、あまり話をしない子もいるかもしれません。
「つかれたよ~」と楽しそうに言われれば、
たくさん登って頑張ったんだねとか、
「つかれた!」と不機嫌そうであれば、
先生に怒られたのかな?とか思うことがあると思います。
SORANIでは、自分で考える力を大切にしています。
いわゆる「メタ認知」と言われるものです。
メタ認知とは、自分で自分を観察して、今、自分が何をしてるのかを知ることです。
つまり自分自身を客観的に見れるようになることです。
しかし、これ、いいよね~と思いますが、
子供達にとってすごくハードルが高いと思う保護者の方も多いのではないでしょうか。
このメタ認知ですが、だいたい3年生ぐらいになってくると、少しずつできるようになってきます。
低学年のうちは、自分のやったことを思いだし、書いてみるぐらいでいいと思います。
その第一段階は、「自分のやったことを思いだす」ことです。
それからようやく、考えたことを言う(アウトプットする)、自分で考えて発展させるという感じです。
実は、このアウトプットができるようになるまでに、
たくさんの子供達が「う~ん」とうなります。
頭の中でたくさん考える作業をしているのです。
まずは、言葉をだす前に、考えるという作業が必要です。
う~ん、う~ん、とうなっていた子供達も少しずつ、
言葉が聞かれるようになります。
そして、一番にアウトプットとしてでてくる言葉は、
「登れてうれしかった(または、よかった)」ということです。
この言葉からだんだん発展していき、
自分の行動を分析して、次の発展につなげていきます。
お家の方がレッスンやコンペの後、
お子さんと話す際、どんな言葉が聞かれるでしょうか?
年齢によっては、もう親と話すなんてない・・・という子もいると思いますが、
話す機会があれば聞いてみてください。
「登れてうれしかった。」という感想だけでしょうか?
「〇〇は✖✖したら登れたよ。」など具体的な行動や、
「△△の練習をしようかな。」など次につながる行動の発言があれば、
考えてるね!とほめてあげてください。
これは登れるレベルは関係ありません。
登るレベルが高くても、
「登れてうれしかった」で終わっては、
その次の発展的な行動にはうつっていきません。
考えることも、登って上達するのと同じように、
繰り返しの習慣から学んでいきます。
アウトプットされた言葉が、
いいとか悪いとは別にして、
(ここを突っ込むと話がこじれたりするので・・・)
今日は登れた登れなかった以外の話が自分からでてきたら、
(自分からってとこ大事です。笑)
うちの子、レベルあがったな~と、喜んでほしいなと思います。
この思考の段階が1つ上がると、
練習での登りがちょっと変わってきます。
ふりかえりの習慣が身についてきているということになります。
「もうちょっと、考えて行動してよね!」って思うお家の方、
まずは、自分(子供自身)がどんな行動をしているか考えてみよう!とうながしてみる。
そこから始めていってもいいのかなと思います。
まあ、自分の子供には、そんな悠長に構えていられない!(⇒これ私)
「もう!!!」って怒っている自分自身の行動をメタ認知してみるようかな…
Written By 吉谷 加奈子
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