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Rainbow Jr.通信 18 今日、レッスン(コンペ)どうだった?

来年4月からのスクール編成ができあがりました。

新クラスについては、12月中にはお知らせできると思うので、

興味のある方は毎週火曜日のRainbow Jr.通信をチェックしてみてください。

 

 

レッスンの後、お家で「今日どうだった?」と聞くことはあるでしょうか?

たくさん話をする子もいれば、あまり話をしない子もいるかもしれません。

「つかれたよ~」と楽しそうに言われれば、

たくさん登って頑張ったんだねとか、

「つかれた!」と不機嫌そうであれば、

先生に怒られたのかな?とか思うことがあると思います。

 

SORANIでは、自分で考える力を大切にしています。

いわゆる「メタ認知」と言われるものです。

メタ認知とは、自分で自分を観察して、今、自分が何をしてるのかを知ることです。

つまり自分自身を客観的に見れるようになることです。

しかし、これ、いいよね~と思いますが、

子供達にとってすごくハードルが高いと思う保護者の方も多いのではないでしょうか。

 

このメタ認知ですが、だいたい3年生ぐらいになってくると、少しずつできるようになってきます。

低学年のうちは、自分のやったことを思いだし、書いてみるぐらいでいいと思います。

 

その第一段階は、「自分のやったことを思いだす」ことです。

それからようやく、考えたことを言う(アウトプットする)、自分で考えて発展させるという感じです。

実は、このアウトプットができるようになるまでに、

たくさんの子供達が「う~ん」とうなります。

頭の中でたくさん考える作業をしているのです。

まずは、言葉をだす前に、考えるという作業が必要です。

う~ん、う~ん、とうなっていた子供達も少しずつ、

言葉が聞かれるようになります。

 

そして、一番にアウトプットとしてでてくる言葉は、

「登れてうれしかった(または、よかった)」ということです。

 

この言葉からだんだん発展していき、

自分の行動を分析して、次の発展につなげていきます。

 

お家の方がレッスンやコンペの後、

お子さんと話す際、どんな言葉が聞かれるでしょうか?

年齢によっては、もう親と話すなんてない・・・という子もいると思いますが、

話す機会があれば聞いてみてください。

「登れてうれしかった。」という感想だけでしょうか?

「〇〇は✖✖したら登れたよ。」など具体的な行動や、

「△△の練習をしようかな。」など次につながる行動の発言があれば、

考えてるね!とほめてあげてください。

 

これは登れるレベルは関係ありません。

登るレベルが高くても、

「登れてうれしかった」で終わっては、

その次の発展的な行動にはうつっていきません。

考えることも、登って上達するのと同じように、

繰り返しの習慣から学んでいきます。

 

アウトプットされた言葉が、

いいとか悪いとは別にして、

(ここを突っ込むと話がこじれたりするので・・・)

今日は登れた登れなかった以外の話が自分からでてきたら、

自分からってとこ大事です。笑)

うちの子、レベルあがったな~と、喜んでほしいなと思います。

 

この思考の段階が1つ上がると、

練習での登りがちょっと変わってきます。

ふりかえりの習慣が身についてきているということになります。

 

「もうちょっと、考えて行動してよね!」って思うお家の方、

まずは、自分(子供自身)がどんな行動をしているか考えてみよう!とうながしてみる。

そこから始めていってもいいのかなと思います。

 

まあ、自分の子供には、そんな悠長に構えていられない!(⇒これ私)

「もう!!!」って怒っている自分自身の行動をメタ認知してみるようかな…

 

Written By  吉谷 加奈子

 

 

 

 

 

SORANI GMK
SORANI GMK
Climbiing Gym SORANIでジェネラルマネジャーをしています。 ジムでお待ちしています!

1 Comment

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