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Rainbow Jr. 通信 184 NBC(長野県ユースボルダリングシリーズコンペ) 第1戦 SORANI

2024年5月3日(金・祝)にNBC(長野県ユースボルダリングシリーズコンペ)の第1戦をSORANIで開催しました。

今回はウエストウォールを全面ホールドチェンジし、

共通課題なしの16課題(小学生・中学生以上 各8課題)をセットしました。

セッターには渡辺誠也さん、佐藤竜馬さん、野村真一郎さんの3人をお呼びして、

課題を作りました。

 

参加者は小学生が26人、中学生が13人でした。

 

小学生は新しく参加してくれた人も多く、

3年生から6年生まで幅広い層の参加者がいるため、

グレードを調整しながら全完登者が出ても良い内容にしました。

 

第1課題(6級)

みんな完登を目指す課題

第2課題(5級)

これも全員が完登できるよう

第1課題よりも少し難しい課題

第3課題(5級)

少しグレードを上げて、下位層で順位が付く課題としました。

強傾斜で片足で距離を出すところが難しかったようです。

第4課題(4級)

今回の参加者は4級くらいが登れる人が多かったので、

4級を登れる子達の順位が付くだろう課題でした。

結果的には1手目取りが難しく、

1手目を取れた人はほとんど登れていました。

1手目は上手く距離を出せた人がつかめたようです。

第5課題(4級)

スタートからダブルダイノで1手目を取る課題で、

思った以上に難しく、成績が上位の子しか登れませんでした。

ちょっとチャレンジした課題だったのですが、

チャレンジしすぎたみたいです。

第6課題(4級)

3級設定で作ったのですが、成績が中間にいる子は5番よりも勝負できる課題となりました。

ルーフが得意で、力強い動きができる子が登れているようでした。

第7課題(3級)

上位層の成績を分ける課題で、全完登をした人と7完登だった人がわかれました。

 

第8課題(3級)

全完登できるかどうかを分けようと設定した課題でしたが、

7番より登りやすかったようで、

7人が登ることができました。

少しやさしめに調整したことで全完登者が5人出ましたが、

第2戦以降で、ピリッとしまった課題になるのかもしれませね。

リザルト

順位はアテンプトの差もあり、上手くばらけたように思います。

セッター目線で結果を振り替えると、

5番と8番がもう少し違う内容であれば、

違った展開になっていたかなと反省する点もありました。

 

中学生以上のカテゴリーは全体的にレベルが高く、

参加者の中に初段を登る人もいたので、

登りごたえのある内容になりました。

 

第1課題(5級)

全員が登れる課題で少し楽しめる内容にしました。

第2課題(5級)

4級で想定でしたが、思ったよりウェルカムな課題となりました。

第3課題(3級)

スラブでのバランスとフットワークが必要で、

ほとんどの人が登れましたが、アテンプトの差が出ました。

第4課題(3級)

下部はシークエンスがあり、上部は保持の悪いところからのダイナミックムーブが必要で、

この課題も多くの人が登れましたが、アテンプトに差が出ました。

第5課題(3級)

2級くらいの設定でしたが、垂壁と言うこともあり、

みんなトライを重ねるごとにムーブを修正し、

ほとんどの人が登れました。

この課題でもアテンプトで差が付きました。

第6課題(2級)

少しパワーの必要な課題で登れる人が急に減ってしましました。

ゾーン取りのヒールからの掻き込みが難しかったようです。

第7課題(1級)

前半と後半の両方にコーディネーションが入るダイナミックな要素が試される課題でした。

登れたのは一人でしたが、

チャレンジしがいのある良い課題でした。

第8課題(初段)

フィジカル要素の高い課題でした。

ゴールまで迫る人は何人かいましたが、

登れたのは1人でした。

リザルト

結果を見ると順位はばらけましたが、

5完登が多かったので6番の課題がもう少し、ほんのちょっと簡単で、

5番か4番がほんのちょっと難しくても良かったかもしれません。

その調整はかなり難しいのですが・・・

とはいえ課題のクォリティーは高く、

さすがセッターさんの仕事は素晴らしいと感じました。

 

今回ゴール取りでのダイナミックムーブが必要な課題がいくつかあり、

怪我をする人が何人か出てしまいました。

幸い大事には至らなかったので、

良かったのです。

反省点として、

怪我のないセットを心がけていきたいです。

 

今回、参加していただいた選手のみなさんお疲れさまでした。

県外の茨城、富山、石川、福井、岐阜、山梨から来ていただき、

ありがとうございます。

 

SORANIでもSORANI以外の子達と登るのが初の子も参加してくれて、

これからもSORANIの外でもいろいろなクライマーと交流してくれればなと思います。

 

コンペ後に、他のジムの子達も一緒に

登ったり、

おやつを食べたり、

おしゃべりしたり、

遊んだり…

の交流が見られ、

楽しそうな子供達の姿を見ると、

コンペで競うだけではない、

クライマー同士のつながりができることもいいなと思いました。

よき仲間、よきライバル同士、これからも切磋琢磨して、

シリーズ戦を通して交流を続けていってほしいと思います。

 

応援していただいた保護者の皆さまも、

これからまだまだシリーズ戦が続きますので、

子供達と一緒に楽しみながら観戦していただければと思います。

 

皆さん、お疲れ様でした。

 

 

 

 

SORANI GMK
SORANI GMK
Climbiing Gym SORANIでジェネラルマネジャーをしています。 ジムでお待ちしています!

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