お知らせ 6月のスケジュール
2022年5月30日Rainbow Jr. 通信 121 ダンボ練習会
2022年6月8日29日(日)午前中にレベルアップ試験を開催しました。
今回の受験者は13人で、
内訳は
レベル6が1人
レベル5が2人
レベル3が2人
レベル2が2人
レベル1が6人
でした。
レベル5と6はリード、ナガモノ、ボルダーの3種目
レベル2と3と4はナガモノ、ボルダーの2種目
レベル1はボルダーの1種目です。
今回は初めて受験する人が多く、
緊張しているのが伝わってきました。
レベルアップ試験はクライミングレッスンをはじめてから
最初の目標であり、最初の試練でもあります。
クライミングを始めてからどんどん登りたい子にとっては、
レベル1の試験は通過点であるかもしれませんが、
ゆっくり自分のペースで上達する子にとっては
レベルアップ試験を受けることは、高いハードルとなります。
レッスンのじゃんけんゲームは好きだけど、
登れるルートだけを登ったり、
難しいルートはなかなかトライしなかったり・・・
クライミングを楽しむためには
ゲームや自由に登ることは大切です。
しかし、習い事としてクライミングを選択したなら、
ハードルをひとつずつクリアして子供たちに成長をしてほしいと考えています。
できないルートに挑戦しできるようになってほしいし、
練習すれば登れるようになるという成功体験を味わってほしいと思っています。
エレメンタリークラス(初級クラス)の子供たちはルートチェック表を持っていて、
登れたルートにチェックするようになっています。
レベル1を受験するためには7級のすべてのルートを3回以上登れるのが目安です。
チェック表は1ルートにつき10個チェックできるようになっているので、
試験までにすべてのチェック表を埋めれるようすすめています。
レベル1の試験は、レッスン開始して半年ぐらいのうちに受験する子が多いですが、
今回、1年ごしでレベル1を受ける子が2人いました。
レベルアップ試験を受けたくないと言っていたり、
まだまだ試験を受けれるほど登れていないと思っていたようです。
それでも1年間コツコツと登ってきたことで、
少しづつ自信がついてきて、
ルートもトライできるようになりました。
そして、今回レベル1を受験するということになりました。
試験を受けると決めてから、
あまり乗り気ではなかったルートチェック表にチェックして登れるか確認したり、
以前はレッスン以外で登りに来ることがなかったですが、
レッスン以外にも練習にきて、
苦手なルートをできるまで頑張っていました。
最初、合格は微妙かなと感じていましたが、
練習を増やしたことでどんどん動きが良くなっていきました。
結果は、一人は合格、もう一人は不合格となりました。
不合格だった子は前日に運動会でレッスンに参加できなかったり、
昨日の疲れが残っていたのかもしれません。
今までの頑張りを見ていただけに、
見ているほうも心が痛みました。
不合格という結果はその子にとってかなりショックなことだった思います。
でも、試験にむけて頑張れたことは確かであり、
次につなげるには何が必要か考えてほしいと思います。
この経験を乗り越えることこそ大切で、
次に向けて頑張ることで、成長することができます。
スクールではそれぞれの子供達にあったサポートは何か考えながら、
成長につなげたいと考えています。
今回、もう一人不合格の子がいましたが、
次にむけて頑張る気合は十分感じられました。
練習に付き添いいただいたり、
時間調整してくださった保護者の皆さんありがとうございます。
クライミングを継続していく中では、
いつかは何かのハードルを飛び越える時期があります。
経験を力に変えていけるように、
これからもご協力お願いします。
Written By 吉谷 知将