10月4日(日)にスクールの子供達と瑞牆へ外岩ボルダリングへ行ってきました。
予定は小川山だったので駐車場まで行ったのですが、
下の駐車場に着くとすでに満車の看板が立っており、
下の駐車場もほぼ満車だったため、急遽瑞牆へと変更しました。
瑞牆は手前の駐車場が3台ほど空いており、
無事エリアへと到着することができました。
今回も花畑エリアの上流へ。
エリアに着くと既に11時半になっていました。
前回参加した人から前回登ったルートをアップで登り、
このエリアが久しぶりの人と初めての人は後からじっくり登りました。
その後、前回登れなかったルートをチャレンジ。
すると前回惜しくも登れなった一人があっさり完登。
まだ登れていない子と初めてトライする子は引き続きトライを続けましたが、
12時半を回ったので一旦昼食をとることに。
昼食後はエリアガイドにも載っている少し高い6級にトライ。
苦労する子もいるかなと思ったら、みんなあっさり登れました。
正規ラインより少しそれているとはいえ、よく頑張りました。
それからもう一度登れていないルートをトライしました。
すこし休憩したからか、左のラインはみんなクリア。
右のラインもあと2人だけ。
1人はあとマントルを返すだけのところまで行きましたが、
怖さと、疲れで、登りきることはできませんでした。
次来た時に登れると良いね。
別のところへ移動しようと思っていたら、
登れたー!という声が聞こえてきました。
岩の上を見るとガッツポーズしている子が!
スピリットエッジ(3級)を見事完登していました。
それに触発されたお兄ちゃんも続いて完登!
兄妹揃って登れました!
ちなみに2人は中級なのですが、来週は用事があって今回参加となりました。
荷物をまとめてさらに上流へ移動しました。
この辺りはエリアガイドには載っていませんが何本か既成ルートがあります。
苔に覆われた手ごろな岩がまだ何個かあるので、
今回は既成ルートではなく、掃除して登ることに。
まずはデッキブラシでゴシゴシ。
3本のラインを掃除しました。
掃除が終わったら、ジャンケンで順番を決めます。
登ってみないことには、簡単かどうか分からないので、
先にトライした方が良いのか、
後でトライした方が良いのか分かりません。
1番に登れた人は初登者として名前をつけることができます。
初登をめざして順にトライしました。
見ているとスタート核心のようです。
どうやって足を上げていくかが問題となります。
1人目、2人目とあっさり失敗。
私もトライしていないので良くわかりません。
みんなどうしたら良いか分からない様子。
どんどん順番は進んでいきました。
これは結構難しいのかなと思ったら、
1人の子がすっと立って核心部分を突破。
上部も慎重に登って見事クリア!
完登した子よりジムでは高グレードを登っている子も登れていなかったので、みんなびっくり。
本人もどうしてできたかよく分からない様子でした。
とにかく初登おめでとう!
ルート名:1等星
グレード:6級
1人が出来ると次々と登れるようになりました。
私もやってみましたが、狭くて苦戦。
何度かトライして良い足を見つけて登れました。
グレード:6級ぐらい?
続いて隣のラインにトライ。
再びジャンケンをして順番を決めました。
こちらのラインは明らかに難しく、
みんなで何周もトライしていきました。
私もトライしましたが、子供達と同じ動きは狭すぎてできず、大人ムーブでトライ。
何度かトライして核心のムーブを何とか解決。
完登はせず後は子供達に初登を託しました。
ここで良い感じになったのが、中級の兄妹。
妹の方が先にもう少しで核心突破というところで、バランスを崩して失敗。
その後はなかなか同じところまで行けず、苦労していると、
お兄ちゃんが徐々に高度を上げてこちらもあと少しというところまで行けるようになってきました。
どっちが先に登れるかなと思っていたら、
またしても妹が先に完登!
すると直後にお兄ちゃんも完登!
兄妹揃って岩の上へ。
ルート名:兄妹(きょうだい)マントル
グレード:4級
もう一つのラインは立った状態からスタートしてムーブだけ解決しました。
兄妹マントルと同じスタートからのラインは次回の宿題としました。
16時を回って薄暗くなってきたので、最後に次回掃除する岩を見学に。
この岩には水晶がついており、子供達は夢中になってはがそうとしていました。
苔を掃除すればもっと取れるかもね?
この岩の上で記念写真を撮って終了としました。
今回も子供達の真剣な顔や笑顔を見ることができました。
ジムでは味わうことができない緊張感や解放感を体験できたのではないかと思います。
これからも外岩でのクライミングの楽しさを感じてほしいと思っています。
付き添っていただいた保護者のみなさんありがとうございました。
次回は、11月1日(日)に今年最後の瑞牆ボルダリングへ行こうと思います。
ご参加お待ちしております。
Written By 吉谷知将