10月のスケジュール
2020年9月25日ザッキカナ 運動
2020年9月30日ついこないだまで暑いと思っていたのに、
季節は急に進み気温もぐっと下がってきました。
早いもので9月もう終わりですね。
ソラニのスクールでは3か月の期間ごとに強化する内容を決めて練習を行っています。
7,8,9月の3か月間はボルダーにおける体力強化を行ってきました。
暑くなるこの時期は例年大会も行われることは少なく、
高難度の課題を登るには条件も良くありません。
ということもあり、いっぱい登って体力をつける期間と位置付けています。
体力や持久力と言っても色んな種類があります。
手数の長い課題を登る持久力。
10手から20手ほどの全力を出し切る持久力。
長時間クライミングする体力。
ボルダー課題を何本も連続して登る体力。
など
この中でもこの3か月間は
長時間クライミングする体力
と
ボルダー課題を何本も連続して登る体力
を強化しました。
具体的には
①1週間に15時間以上クライミングをする。
②週2回サーキットトレーニングを行う。
①に関してはアスリートクラスでは4月から目標の数値しています。
しかしなかなか毎週15時間以上を継続して登るのは難しいのが現状です。
何が難しいかというとまず1週間に15時間以上クライミングの時間を確保することです。
レストを週2回すると残り5日。
5日を3時間づつ登るには平日も3時間登ることになり現実的にはかなり大変です。
中学生になれば塾や他の習い事もあったり、
学校の行事、テストなどもあります。
となると平日は火水木の3日を2時間づつ登り、
土日は4.5時間以上登らなければなりません。
クライミングを中心に生活をしなければなりませんね。
次に登る体力も必要になります。
体力に関しては4月に比べると2日連続、3日連続で登っても大丈夫になってきました。
1日に長時間登ることが今後の課題ですね。
結果的に登る時間を確保した人は体力がどんどんついてきているし、
登れるグレードも着実に上がってきました。
一方、登る時間を確保できなかった人は体力的にも課題が残ったし、
グレードの伸びも少し足りなかったように感じます。
②に関しては概ねみんなよく頑張っていたと思います。
8月の暑い中必死になってトライし続けたことで、
9月涼しくなってからは明らかに完登数が伸びてきましたね。
コンペの予選ではセッションが多いですが、
最後まで疲れることなく登る体力は付いたのではないでしょうか。
10月からは動きを洗練する期間となります。
1トライ1トライ集中して登り、出来る限り少ないトライで登るための練習をします。
またオンサイトトライにも対応できるように自分で動きを考えトライし、
動きを修正しながら登る練習をしていきます。
登る体力は付いてきたので、
より内容の濃い練習を行い、
さらなるレベルアップを目指していきたいと思います。