ザッキカナ 苦手と習慣
2020年8月19日今週の動画配信
2020年8月20日8月16日(日)に小川山に外岩ボルダリングに行ってきました。
今回はアスリート&ユニバーサルクラスの外岩経験のある子供達9人が参加。
保護者の方の送迎で車が9台と大所帯。
お盆最終日でゲートに入れるか心配だったのですが、
案の定、ゲート前で返され下の駐車場に止めることに。
予定を変更して駐車場から近いファンタジーに行くことに。
車を駐車場に止めたり、ピストンで運転手を運んだりしていたら、
登り始めたのは11時過ぎでした。
まずはアップで10級から登りました。
ボルダリングは登ったら降りてこないといけません。
10級のこのルートは下降路にもなっているので、
登ったら降りる練習もしました。
外岩を登るのが久しぶりの人がほとんどだったので、
外岩の感覚を取り戻すところから。
もう1本簡単なルートを登ってから
6級のスラブルートに挑戦しました。
外岩とジムでスラブほど難しさが違うのはないだろうと思います。
6級と思って甘く考えていたら登れなかったりします。
子供達も順番にトライしていきました。
みんな少々緊張しながら登りました。
スラブは滑るのではないかと考えて、怖がってしまうのですが、
怖がれば怖がるほど、腰が引けて、足で立つことができず、登れなくなってしまいます。
同じルートを何度も登っている子供もおり、
足の感覚をマスターしたみたいです。
昼食後、3級のルートに挑戦しました。
少し距離が遠いのとホールドが滑って持ちにくかったのですが、
それでもみんな何度も何度もトライしました。
その後、少し高い簡単なルートを登って岩の上に行き、写真を撮りました。
ファンジーでの登りは終了しクジラ岩に移動することに。
20分ほど歩いたのですが、子供達は大丈夫だったのですが、
保護者の方がしんどそうで、お疲れさまでした。
クジラ岩は小川山の中で一番有名で人気のある岩です。
夏(シーズンオフ)なのでそれほど人は多くなかったですが、
秋(ベストシーズン)にもなると多くの人でにぎわいます。
まずは8級や6級で岩に慣れてから、3級にチャレンジ。
穴社員という名前の3級のルートで、
高さもあって見栄えのする人気課題です。
ちょうど誰もトライしていなかったので、
アスリートクラスの人を中心に交代でトライしました。
それぞれ自分に合った動きを見つけながら少しづつ手数を増やしていけるようになってきました。
外岩では自分にあったスタンス(足を置くホールド)を見つけなければなりません。
またジムと違って滑りやすいので、足の先まで意識して力を入れないと滑ってしまします。
徐々に外岩の感覚に慣れてきたようでしたが、
体が疲れてきて結局登りきることはできませんでした。
ベストシーズンと比べるとホールドは持ちにくい中
何度も何度もトライしよく頑張ったと思います。
外岩でのルートを登るためには外岩での経験(練習)が必要です。
外岩での経験が増えれば、ジムでも外岩を意識した練習ができるようになります。
そしてジムでの練習を外岩でも発揮できるようになります。
ジムの練習と外岩での経験の相互作用で洗練された登りを手に入れることができます。
佐久から比較的近いところに外岩はいっぱいあり、ソラニはとても恵まれていると思います。
この環境を生かすためにも、月1回くらいのペースで外岩講習が行けたら良いなと考えています。
Written By 吉谷知将