ザッキカナ 子育てワーキングママの働き方改革
2020年2月21日動画配信
2020年2月26日2月23日(日)にスクールの発表会を行いました。
8名の参加者で行いました。
発表会では、レッスン中に1年の振り返りをした内容を保護者の方に発表しました。
振り返った内容は以下の通りです。
今年度登った日数、4月にトライしていたルート、レベルアップ試験に合格した日付、現在登れるルート
頑張ったこと、頑張れなかったこと、得意だと思うこと、不得意だと思うこと、来年度の目標です。
発表会では、登った日数と頑張ったこと、がんばれなかったことを子供達が発表して、
先生が一年の総括をそれぞれに伝えました。
SORANIのスクールのレッスンでは毎回「ふりかえりノート」(中学生はReflection Note)を書いていますが、
改めて1年間を振り返ってみることで、今の自分の状態を把握できたと思います。
発表を聞いて、1年でとても成長したなと感じることができました。
4月に比べるとグレードは1つから2つ上がっているし、
登れないルートに粘り強くトライすることもできるようになりました。
一番印象に残ったことは、
頑張れなかったことや不得意なことを自分で発表するのですが、
普段のレッスンでもう少し頑張れるだろうと指導者側が思うことを、
子供達はしっかりと自分でわかっているんだなと思いました。
例えば、ストレッチ、体幹トレーニングを頑張らなったという子は、
指導側は、普段のレッスンで意識がむいていないなと思っていて、
個別には、「ダメだ!」と言うことはあまりないですが、
ストレッチ・体幹トレーニングをすることでクライミングが上手くなるという話しをしているのを、
本当はよく聞いているんだなと感じました。
自分の悪い動きを(自分で)なおせなかったという子は、
力任せにムーブをしているのを自分でも感じているんだなと思ったり、
体力がないと言った子は、
自分で持久力不足を感じているんだなと思ったりしました。
頑張れなかったことというとネガティブなイメージですが、
頑張れなかったことに気づき、新たな挑戦をすれば、
それが自分の力になっていくということです。
自分で気づけば、あとはどのように行動すればいいか考えればいいのです。
発表会で、自ら発表してくれたことで、
今年度は頑張れなかったことを、来年度は頑張るぞと思ってくれたようです。
自分で苦手なことを克服するぞ!と思ってくれたことはとても意味のある事です。
レッスンでどれだけ苦手なことをやらせても、本人にやる気がなければ効果は少ないのです。
子供達には苦手なことやできないことは伸びしろだと言っています。
やる気があってこその伸びしろだとも思っているので、今後が楽しみですね!
ふりかえりの発表の後は、この1年で頑張ってトライしたルートや現在トライしているルートを一人1本披露しました。
現在トライしているルートに果敢にトライする子もいれば、
数カ月前は登るのに苦労したルートをスムーズに登れるようになった子もいました。
みんな思い入れのあるルートをトライしました。
子供達にとってはみんなの前で発表するのは緊るるので嫌だと感じた子も多かったかもしれませんが、
発表会で披露してくれたことは素晴らしいことだと思います。
保護者の方々は子供の成長を感じてくれたのではないでしょうか。
子供達も自分たちが成長していることを実感し、来年度に向けてさらにやる気が出てきたようです。
SORANIでは、今後も子供達の成長を見守りつつ、
子供達が自分で考え、色々なことに気づいてほしいなと思いました。
ご参加くださった保護者の方々、ありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いします。
Written By 吉谷知将