Rainbow Jr.通信2 おたのしみ会で大盛り上がり!
2018年12月18日Rainbow Jr. 通信4 第2回キッズミニコンペ
2019年1月30日Rainbow Jr.では、姿勢を見直すことで、スポーツを行う上で土台となる基礎的動作向上を目指しています。基礎的動作とは、手足をしなやかに使う動作や呼吸などが含まれています。
昨年に姿勢測定を行い、まずは、子供達の現状を把握し、怪我をしやすい部分などを確認しました。そして、測定結果から何をトレーニングに取り入れていけばいいかということについて理学療法士の先生と話し合い、第一歩はウォーミングアップの見直しを行いました。
姿勢測定を受けた子供達の多くにみられたのが、ももと大胸筋の硬さでした。筋肉の硬さは、関節の可動域を小さくするため、体を大きく動かしたいクライミングでは、柔らかいほうが、より体を大きく動かせます。柔らかいだけがよいというわけではありませんが、柔らかさは怪我をしにくいというメリットがあります。
スクールでは、体幹トレーニングなどを少しずつ行っていますが、子供達の体の柔らかさを向上させ、体の左右のバランスがよくなることで、体幹トレーニングの効果を上げられればと思っています。そのためウォームアップに腿や肩関節まわりを柔らかくするストレッチを多く加えることにしました。
理学療法士の髙橋先生に教えてもらったストレッチはを実際やってみるとけっこう大変です。子供達からも「あー!!!」という悲鳴も聞こえました。見ていると、個々の体のどこが硬いかよくわかります。ストレッチも意識して取り組めるようにペアでやったり、動きのあるものを取り入れたりしました。まずは正しいポジションでストレッチをすることが目標です。今は硬くても、少しずつやれば柔らかくなることを実感してほしいと思います。
でもウォームアップ後、登りだしてから、「なんだか足がほぐれているかも~」と頑張ってハイステップのムーブを練習している子もいました。まだまだ効果的なやり方が身についていないので、本当の効果は先にしかわかりませんが、子供達が体をほぐすことで体の動く範囲が大きくなるという意識をもってウォームアップをしてくれていることは、体作りの第一歩かなと思いました。子供達の様子をみながら、また少しずつ調整していきたいと思います。これから、どれぐらい体がほぐれてくるか個人差がでてくると思いますが、体の基礎ができあがってきた子には、また次の段階のトレーニングを考案していく予定です。