オーナーの独り言　アイスクライミング

去年は定休日に娘とスキーに行くことが多かったのですが、

今年は娘が小学校に行くようになり一緒にスキーに行くことができません。

そこでアイスクライミングの復帰を決意！

１月に１回、２月に１回、合計２回しか行けませんでしたが、

まずは復帰することが大事だと思ったので、

来年はもう少し数を増やしたいと思います。

 

さて１回目は南牧村にある湯川渓谷に登りに行きました。↓

標高が低いのでシーズンは短いですが、今年は寒く氷の発達も良かったです。

久しぶりのアイスクライミングだったのでとにかく足慣らしとして比較的簡単なところを登りました。

実際に登ってみると、ブランクはあるものの、昔取った杵柄ということでしょうか？

意外に登れるなと感じました。

↓湯川渓谷の様子

 

２回目は荒船山にある昇天の氷柱に行ってきました。

１０年以上前に登ったことのあるルートですが、

復帰戦としては腕試しにはちょうど良いと思いました。

核心は娘が帰る時間までに戻れるか？

アプローチが１時間くらい。

氷が３ピッチ（３ルート分）

下山が１時間くらい。

峠から家まで３０分

娘が家に帰るのが３時半。

逆算すれば２時にルートを登り切れればOK。

ただし、時間のゆとりが欲しいので目標は１時に氷を登りきる。

 

朝７時に娘とともに家を出ました。

そこから車で内山峠へ。

８時前に歩き始める。

とも岩は真下から見上げると迫力ありますね。

攀船記（難しいルート）の氷も大きく発達してました。

８時４５分に取り付きに着くと想定外のことが、

まさか先行パーティーが！

月曜日だから誰もいないと思っていましたが、

氷の状態が良いから２パーティー（１パーティーは既に上の方へ）もいました。

時間がないけど、待つしかありません。

５０分ほど待って登り始める。

氷自体は難しくありませんが、とにかく寒くて手が冷たい！

前日スクールの子供がリードで手が冷たいと言ってたのに対して、

しっかりと対策をすれば良いのだよと言ったばかりなのに・・・

早く登りたいけど、腕がパンパンに張って休みながら出ないと登れない！

そういえば１ピッチ目はいつも手が冷たいのだった！

何とか時間をかけて登りきる。

一応テンションはしていません。

妻のフォローも久しぶりということもあり時間がかかる。

結局１ピッチ目に１時間半くらいかかってしまった。

 

この先の時間を計算してみる。

２ピッチ目はそんなに難しくなさそう。

３ピッチ目はそれなりに時間がかかるだろう。

１時に登り切れるかは微妙な感じだ。

妻の疲労度も結構なので、無理はできない。

悩んだ結果、戻ることにする。

↑２ピッチ目

↑３ピッチ目

 

２ピッチ目を俺だけ登り、懸垂下降で降りることに。

２ピッチ目は予想通り簡単ですぐに登り終える。

３ピッチ目は面白そうでしたが、来年への宿題に。

懸垂で取り付きに戻り、元来た道を帰りました。

 

時間の制約があるので結果は敗退ですが、

久しぶりに山の中でのアイスクライミングはやはり楽しいものでした。

知り合いが山に行く話を見聞きしてもう戻れないかなと思ったりしましたが、

意外に山に行けばスイッチが入るもので、

ドキドキワクワクを楽しむことができました。

以前のようにがっつり登るのは難しいかもしれませんが、

幸い妻も山とクライミングへのモチベーションが上がったようなので、

ぼちぼち登れれば良いですね。

 

次は３月に外岩リードへ行こうと思います。