長野県小学生ボルダリングコンペ 2021 シリーズ戦 第2戦
2021年7月11日Rainbow Jr. 通信 82 ユニバーサルAクラス レッスンの様子
2021年7月14日7月10日、11日に小谷村にあるちゃんめろウォールで行われた
北信越ブロック大会のセットをしてきました。
10日がボルダー、11日がリードの競技でした。
カテゴリーは成年男子以外の成年女子、少年男子、少年女子の3つです。
参加県は成年女子が4県、少年男子と少年女子は5県です。
セット期間は8日、9日の2日間と10日のボルダー終了後に夕方からでした。
課題は女子と男子に分け、成年女子と少年女子は同じ課題を登りました。
ということで作った課題はボルダー8本、リード2本で、
そのうち僕が担当したのはボルダー3本、リード1/3でした。
公式大会のセットは連日セット作業をするので、肉体的につらいのですが、
今回はさらに指皮の消費が激しく、指の痛さとの戦いでもありました。
そしていつものごとく寝不足でした(笑)
初日のボルダーでは少年男子が思った以上に登れず苦労していました。
僕が作った課題もグレード的には登れるはずなのですが、
5分2課題という短い時間の中で登るのは厳しかったようです。
女子の課題は上部が少し分かりずらい課題でしたが、上位陣は登れていたので良かったです。
ただ設定ムーブでない登りで登れたのは今後の参考にしたいです。
女子の身長、柔軟性を考慮できるようにしたいですね。
2日目のリードでは僕が担当したパートは上部へのつなぎであり、
適度にダメージを与える役割だったのですが、
思いのほかダメージが大きかったのか上部ではほとんど勝負が出来ていませんでした。
ちゃんめろのリード壁は傾斜が強く慣れていないと体力が最後まで持ちません。
申告グレードを見ればもっと登れると考えたのですが・・・
選手にはこれを励みに今後に向けて頑張ってほしいですね。
北信越ブロック大会のセットは初めてで、
県外の選手の登りを見ることが出来てとても勉強になりました。
スクールの子供たちが今後何を目標とし、
具体的にどれくらいのレベルに到達しなければならないのかが分かりました。
中学2年生は来年にはこの場に立てるチャンスがあります。
今からしっかりと準備をしていきたいと思います。
今回セッターとして一緒にセットをした徳永君と笠原君には色々なことを学ばせてもらいました。
ありがとう。
そして大会関係者の皆さんお忙しいところ遠くまでお越しいただきありがとうございます。
夜遅くまで作業を手伝ってくれた人もおりとても感謝しています。
懐かしい人にも会えてうれしかったです。
最後に大会に参加した選手のみなさんお疲れさまでした。
悔しい思いをした人はこれを糧に頑張って下さい。
悔しさは上達のエネルギーになるはずです。
本国体出場を果たした選手のみなさんおめでとうございます。
国体での活躍をお祈りしています。
Written By 吉谷知将