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2019年4月24日Rainbow Jr. 通信6 FMSテスト
2019年5月15日キッズ外岩ボルダリングで瑞牆(山梨県北杜市)に行ってきました。
今まで何度か外岩ボルダリングに行っていますが、既存の課題は初心者や子供に適した課題が少ないなと感じていました。子供には少し高かったり、外岩に慣れていない初心者には難しすぎたり。どこかよい場所はないかと探しながら登りに行ったエリアに2,3mほどの苔むした岩がたくさんあるのを発見。これを掃除して登ったら子供達にちょうど良いのではと思い、今回のキッズ外岩ボルダリングは自分で岩を掃除し登ることにしました。
岩場に到着したら、早速登れそうな岩を探します。最初は傾斜のない岩から掃除しました。子供達は掃除するのも楽しいようで、ブラシでゴシゴシ苔を取り除いていきました。苔を取り除くと足が置けそうなくぼみや手で持てそうなへこみが出てきました。
岩が綺麗になったらみんなでトライ。普段ジムで登っていると手でつかむホールドが決まっていたり、足を置くホールドが分かりますが、外はどこを持てば良いのか、どこに足を置けば良いのか、最初はなかなかわかりません。アドバイスをして、自分でトライしていくと少しずつ外岩を登ることに慣れてきました。
登れそうな岩がいくつもあるので、順番に掃除しトライしました。徐々に慣れてくると、高さがそれほどないので怖さが少なく、思い切ってトライすることが出来るので、どんどん動きが良くなってきました。ある課題では1人が登れたことで、次の人も負けずとトライし完登。さらに次の人も高度を少しずつ上げ完登へあと一歩。そのトライでは登れなかったけど、その後もあきらめずにトライを続け、ついに完登し、岩の上に立つことが出来ました。
岩を探し、掃除し、トライして、苦労した後に登れた喜びを爆発させる姿はクライミングの原点だなと思いました。ボルダリングはこのように外の岩から始まり、現在はインドアのクライミングへと発展してきました。今では、初心者や子供達にとって外岩のボルダリングはハードルが高いと思う人は多いと思います。実際、既存の課題の多くは初心者や子供が楽しんでトライするには厳しいと思います。しかし、今回、子供に見合った課題をトライすることで、子供達も十分に外岩でボルダリングを楽しめると実感しました。子供達も外岩で登ることで、色んな発見があったと思います。そして改めてボルダリングの楽しさを感じてもらえたのではないでしょうか。
まだまだ苔むした岩はいっぱいあるので、また行きたいなと思います。今回はクラブ・スクール生の参加でしたが、スクール以外の人にもこの楽しさを味わってもらいたいと思っています。ボルダリングの楽しさが1人でも多くの人達に伝わるといいなと思っています。興味がある人は次回の企画をお楽しみに!
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