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Rainbow Jr. 通信 186 第7回 姿勢測定

2024年6月23日に第7回、姿勢測定を行いました。

 

今回もご協力いただいたのは、

NPO法人佐久平総合リハビリセンターの高橋先生と、

アウェアネスの飛世先生です。

 

二部に分かれて開催し、

第1部はエレメンタリー・プライマリー・ユニバーサルクラスの人対象で4名の参加があり、

第2部はアスリートクラスの小中学生6名を対象に行いました。

 

第1部も2部も最初に姿勢測定器で測定してもらい、

そのデータをもとに、飛世先生から個別にアドバイスをいただきました。

 

第1部は姿勢測定を行ったことがない子達だったので、

自分が普段どんな姿勢をしているか意識していない子達でした。

無意識の姿勢で確認できたので、

現在の状態がよくわかりました。

 

測定を続けていくなかで、

どこの部分がゆがんでいるかによって、

どんな登りをしているかの傾向もみえてきて、

姿勢が及ぼす影響もあるんだなと実感しています。

 

例えば、上半身と下半身が上手く連動して使えていないなと思っている子は、

体幹がないのかと思っていたら、

いい体幹は持っているけど、巻き肩になっていて、

鍛えるべきは体幹ではなく、肩の使い方の見直しだったとかです。

いろんな傾向がありますが、

測定結果は普段の登り方を顕著に表していて、とても興味深いです。

 

長座で骨盤が立てられず腰がまるい子、

四つ這いで肩が上がって肩甲骨が下げられない子、

首の位置が前になっていて壁の中で立つのが安定しない子など、

レッスンを見ていて気になっている姿勢があります。

姿勢測定を行えば、自分の姿勢を見える化して、

登りの改善につなげていけると思います。

スクール生の大半は測定を行っていない子ですが、

測定結果は現在の状態を知るのにとてもよいツールだなと思います。

継続してようやく自分の傾向がわかるので、

測定して終わりではなく、

姿勢を改善して体全体でクライミングできるようになっていってほしいなと思いました。

 

第1部は、個別アドバイスの後、「なぜよい姿勢は大切か」という題目で

簡単に姿勢の大切さを教えていだきました。

簡単にできるエクササイズも教えてもらいましたが、

長座の姿勢を保つのが難しい様子でした。

骨盤が前傾、後傾と両方の子達がいたので、

骨盤を立てるポジションを覚えるていくことを

レッスン内で取り入れる必要があるなと思いました。

 

 

第2部はアスリートクラスの子達でした。

アスリートクラスの子達は普段からコンデショニングを行い、

自分の体のどこが動いていないかを意識していて、

測定結果に、普段感じている「ここ動いていないな~」という部分が結果にでていて、

測定結果のデータに納得してくれたと思います。

アスリートは、「筋トレ前には姿勢が大事」と題して

飛世先生からお話していだきました。

アスリートクラスにはおなじみの「パフォーマンスピラミット」で姿勢の大切さを学び、

体作りのトレーニング中にポジションが崩れるといい筋肉が鍛えらないと再認識したと思います。

今後の質のいい筋トレのためにも、

ポジションを意識してトレーニングに励んでほしいと思います。

 

SORANIでは、小学生は「体作りトレーニングの習慣化」で

まずは継続して取り組むことからはじめて、

数年後には「自分の体に必要なトレーニングを考えることができる」

というふうになってくれるといいなと思っています。

現在の中学生アスリートは自分の体について考えることができてきているので、

体作りは地味トレだけど、引き続き頑張ってほしいと思います。

 

小学生には体作りの大切さを理解するのが難しいこともあると思いますが、

中学生は、どんなトレーニングが自分に必要か、

体全体を見て、飛世先生に理由を教えてもらい、

今後の体作りのトレーニングのモチベーションアップにつながたったのではと思いました。

そんな中学生も数年前までは

「なぜこの(体作りトレーニング)をやっているかわらない・・・」という感じだったのが、

自分の体のことを意識できるようになり、

すごく成長したなと感じました。

 

体作りトレーニングは続けていくと、

何度も同じことのくり返しですが、

同じくり返しからもその時々で自分なりの新しい発見をしてほしいと思います。

体作りはやらされるものではなく、

自分のクライミングパフォーマンスアップのためのものということを体感しながら、

まずは地上での体の動きを確認していきたいと思います。

この地上トレがクライミングの場面で生きてくるよう、

いろいろ工夫しながら行っていきたいと思います。

 

今回も学びの多い姿勢測定でした。

毎年、ご協力いただいてる両先生ありがとうございました。

今後も成長していく子供達を見守っていてください。

 

Written By 吉谷 加奈子

SORANI GMK
SORANI GMK
Climbiing Gym SORANIでジェネラルマネジャーをしています。 ジムでお待ちしています!

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