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Rainbow Jr. 通信 133 第25回キッズミニコンペ

8月28日(日)に第25回キッズミニコンペを開催しました。

予選、決勝に分け、

予選ではオンサイトベルトコンベア方式。

決勝ではワールドカップ決勝方式で行いました。

予選は10人。

決勝は5人です。

今回の参加者はSORANIのスクール生だけで、アスリートクラスが8人、

ユニバーサルクラスが2人が参加してくれました。

 

予選のオンサイトベルトコンベア方式は

1課題目、休憩、2課題目、休憩、3課題目を順番にトライしていきます。

オンサイトなので、自分で登り方を考えなければなりません。

各課題4分という時間の中でどのようにトライをしていくのかが試されます。

経験が少ないとトライをしすぎて疲れたり、

同じムーブを繰り返してできなかったりします。

ホールドを見落とすということもたまにあります。

アスリートクラスではレッスンの中で

オブザベの仕方や時間配分、ムーブの修正について練習をしています。

その成果もあって、アスリートクラスの人は

落ち着いてトライができていたと思います。

ユニバーサルクラスの人はトライ数が多すぎたり、

同じムーブをしていたりしたので、

次の機会に生かしてほしいと思いました。

 

1課題目はマントル(3級)完登者は一人だけでした。

コンペが終わってから登れている人が何人かいたので、

時間内に登り切れるようにするために、

何が必要だったか考えてほしいです。

 

2課題目は140°(4級)

スタートからランジムーブがあり、

その後は保持系と引き付けが必要な課題でした。

登れたのは2人だけでした。

この課題もコンペ終了後に登れた人が何人かいて、

惜しいところまで行けた人も多かったので、

4分内で完登に必要なものを見つけてほしいと思います。

 

 

3課題目はルーフ(4級)

ゾーン取りが少し遠かったのと、

ゾーンをマッチするムーブがテクニックが必要でした。

3人が完登。

この課題もムーブをイメージできていない人が多かったです。

決して登れない課題ではないと思うので、

少し動きが複雑な課題をどうやって登るか、

対応できるようになりたいですね。

 

予選はもう少し登ってくれると思ったのですが、

予想していたより登れた人が少なかったので、

アスリートクラスの子達は、

登りきるための決定力を身につけてほしいと思います。

 

決勝はワールドカップ決勝方式で、

オンサイトで行われるのですが、

1課題を一人4分で順番にトライをします。

ベルトコンベア方式との大きな違いは

登っていない時に登っている人の様子が想像できることです。

ベルトコンベア方式では歓声が上がっても、

誰がどの課題を登っているのかわかりづらいです。

ワールドカップ決勝方式ではトライしている人が登れたのか、

どれくらいのアテンプトなのかがある程度想像できます。

前の人が登れたと分かったら、

次にトライする人はプレッシャーを感じたりします。

精神的な要素が大きく、

平常心でトライすることが求められます。

 

1課題目 マントル 3級

じわじわバランスを取りながら登る課題でした。

1人目、2人目はルートに対応できなくてゾーンを取ることができませんでした。

3人目はスラブが得意なH君。

2トライ目へゾーンを獲得してそのままトップへ。

4人目はT君。

H君が登れたのは分かっていたので、

何としても登りたいと思っていたと思います。

1トライ目、2トライ目は上手くいきませんでしたが、

3トライ目でゾーンを獲得しトップへ。

ホールドをつかんだと思ったところで、

足を滑らせてフォール。

まだ時間はあったのでもう一度トライ。

しかし焦っていたのかゾーンを取るところで落ちてしまい時間切れで終了となりました。

5人目はKちゃん。

Kちゃんも3トライ目でゾーン獲得しトップへ。

またしてもゴールで足を滑らせフォール。

少し間をおいてもう一度トライ。

ゾーンを獲得しトップへ。

今度はしっかりつかみきることができました。

 

第2課題 125° 3級

スタートでランジ課題。

1人目のSちゃんには少し遠かったのですが、

これくらいの距離に対応できるようになってほしいなと思います。

2人目のMちゃんはゾーンからの1手でムーブを読み切れなかったようです。

3人目のH君はこれを登れば後ろによりプレッシャーを与えることができます。

1手目のランジは3トライ目で止めることができ、ゾーン獲得。

そこからの1手が少し遠く足が切れ、耐えきれず落ちてしましました。

その後トライを重ねるけど、止まりそうで止まりませんでした。

結局止めることができませんでした。

コンペ終了後に登れていたので、おしいトライとなりました。

4人目のT君は1トライ目で1手目のランジを止め、

ゾーンを獲得し次の1手も止めることができ、そのまま完登できました。

5人目のKちゃんも安定して登りきることができました。

 

3課題目 140° 3級+

1人目のSちゃんは1トライ目からゾーンを獲得しましたが、

その後の遠いホールドをつかみきることができませんでした。

2人目のMちゃんは最初のムーブがわからずうまくいきませんでしたが、

最後のトライでムーブを修正しゾーンを獲得することができました。

3人目のH君は1トライ目でゾーンを獲得するも、

その後の遠い1手を止めることができませんでした。

4人目のT君も1トライ目でゾーンを獲得するも、

遠い1手がとどかず、完登できませんでした。

5人目のKちゃんも同じく1トライ目でゾーンを獲得するも、

他の子と同様にムーブを解決することができませんでした。

T君とKちゃんはコンペ終了後に登れていたので、

どうすれば時間内で登れていたのかをふりかえってほしいです。

 

結果は2完登のKちゃんが優勝しました。

おめでとう!

リザルト

 

 

今回のミニコンペで一人一人課題が見つかったと思います。

アスリートクラスのレッスンではそれぞれが考えた課題を確認し、

シリーズ戦の決勝ラウンドに生かせるようにしていきたいと思います。

ユニバーサルクラスの2人は1本も完登がなく悔しい思いをしたと思います。

今度は1つでも登れるように練習を頑張ってほしいと思います。

 

ジャッジなどにご協力いただいた保護者の皆様ありがとうございました。

 

Written By 吉谷 知将

 

 

 

SORANI GMK
SORANI GMK
Climbiing Gym SORANIでジェネラルマネジャーをしています。 ジムでお待ちしています!

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