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Rainbow Jr.通信 32 キッズミニコンペ ナガモノ

3月20日(金)の午前中にキッズミニコンペを開催しました。

今回も1月のキッズミニコンペと同様にナガモノ2本で行いました。

1本目はフラッシュ方式でスタッフ2人の登りを参考にしました。

前回は、他の子の登りを見てもOKだったのですが、

後に登る子のほうのタイムが上がってくるので、

今回は他の人の登りは見れないように別室待機としました。

2本目はオンサイト方式で行いました。

順番は抽選で決め、1本目と2本目は同じ順番で登りました。

 

1本目はウエストウォールの110°凹角から右へトラバースし85°までの30手。

グレードは5.11aくらいに設定しました。

足は自由にすることでリーチ差を少しでもなくせるようにしました。

 

2本目はウエストウォールの120/130°壁に28手。

グレードは5.12aくらいに設定しました。

リーチのない人でも届く距離感にしたため、

マッチ有、飛ばしなしのローカルルールを設けました。

 

それぞれみんな頑張りました。

そのなかでひとり悔しい思いをした子がいました。

Y君は一番手で、緊張していたのでしょう。

1本目の6手目で中途半端に手を出だすムーブになり、体勢を崩し足がマットに触れてしまいました。

本人も「やっちゃった!」という感じでした。

マットに足が触れたのでそこで競技を終了させました。

 

他の子の競技が続くなか、Y君は悔しくて大泣きしていました。

Y君の実力だと、もう少しすすめるはずで、

本人もオブザベでは問題ないパートだったと思われます。

保護者の方も応援にきており、泣いているY君は保護者の方に対応してもらっていました。

しかし、2本目がトライできる状態ではないかもと思っていました。

 

全員の競技が終わり、20分間の休憩を取りました。

その間にY君と話をしました。

Y君はクライミングを始めて2年ぐらいたちますが、

コンペに出始めの頃は登れないと「もう嫌だ!」とお母さんにあたっていました。

少しずつ経験を積んできて、今回の様子を見ていると、

落ち込みがあるものの何か考えている様子がうかがえます。

Y君に「今どうしたいか」と聞いてみると、

長い間考えこんで、「2本目にトライする!」と小さな声でポツリ。

 

この瞬間、声や様子にださなかったものの、

「成長したな~~~!!!!!」と声にならない叫びを心の中で発していました。

登れないのが悪いのではない、トライしないことがダメなんだと話してきたことが、

Y君にしっかり伝わっていたんだなと思いました。

落ち着けるようにうながし、2本目に送り出しました。

 

2本目はY君にとって難しいルートだったので2手目で落ち、再びショックを受けていましたが、

1本目でしっかりと立ち直れているので大丈夫だと思いました。

 

コンペ終了後に参加者全員と振り返りをしました。

なぜ落ちたのか、どうすれば良かったのかを考えました。

緊張して力が入っていつもより疲れたり、

アップが足りず体が動かなかったり、

ムーブを読み間違えたり、

いけるだろうと思って油断したり、

疲れてきたら、冷静な判断が出来ず、とりあえず手を出してしまったり。

落ちた理由はそれぞれあると思います。

 

ミニコンペは練習のひとつです。

今回の結果をみて、何がよかったか、何が悪かったかを考えて、

できなかったことは、次のコンペで改善できるように、

普段の練習を行ってほしいと思います。

 

後で、Y君と再度落ち着いて話してみると、

今まで練習してきたことが無駄になって嫌だと話していましたが、

今までの練習は無駄にならない、

今回のミニコンペでは結果が出なかったかもしれないけど、

今回の失敗を次に生かせばよいのだよというと理解しているようでした。

 

子供にとって(大人も!?)気持ちを切り替えることはとても難しいことだと思いますが、

経験を重ねることで、どうやって自分で対処したらいいか身につけていってほしいなと思います。

そのためには継続して、いろいろな経験をして、

学びながらじっくり成長していってくれたらいいなと思います。

 

Written By 吉谷知将

 

 

 

SORANI GMK
SORANI GMK
Climbiing Gym SORANIでジェネラルマネジャーをしています。 ジムでお待ちしています!

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