SORANI 運動会
2020年2月14日Rainbow Jr.通信 27 エレメンタリークラスについて
2020年2月18日SORANIでは毎月チャレンジかミニコンペのどちらかを開催しています。
新しい課題を作るタイミングでどちらかを行っているのですが、一番最初のチャレンジって覚えていますか?
オープン直後の9月にやったのですが、1日だけでした。
日曜日の1日だけの開催だったので、参加できなかった人が多くいました。
そこで次の月から1週間~10日ほどの長い期間開催することになりました。
それでは初めてのミニコンペはいつだったか覚えていますか?
ミニコンペを始めて行ったのは次の年の4月です。
常連の人達のレベルが上がってきて、1時間と言う短い時間でもある程度トライできると感じたので、ミニコンペを開催することにしました。
さてチャレンジとミニコンペの違いって何だと思いますか?参加された方は分かると思いますが、トライする期間と時間が大きな違いです。
チャレンジは1週間~10日間ほどの長い期間にだいたい15課題にチャレンジします。
時間が長い分じっくりトライでき、完登数が増えたり、難しい課題にも何度もトライできます。
また期間が長いので多くの人がチャレンジする機会に恵まれます。
クライミングの上達に秘訣は課題に打ち込むことです。
できないことをできるようになることで上達していきます。
クライミングを始めた頃はある程度トライすれば色んな課題が登れたと思います。
しかし上達してグレードが上がっていくとなかなか登れなくなると思います。
それでもトライし続けることが大切なのですが、トライし続けることはなかなか難しくついつい別の課題に浮気しがちです。
もちろん色んな課題をトライしながらモチベーションを維持していくことは大切ですが、ついついあの課題最近やってないな~なんてなることも。
そういう意味ではチャレンジは期間が決まっているので、この期間はこの課題に打ち込むという目標になりやすいです
。SORANIに通っている常連さんはチャレンジのおかげなのか、登れない課題にトライし続けているように思います。
まあ浮気する課題がないという話もありますが・・・。
一方、ミニコンペは1時間で10課題にチャレンジします。
トライする時間が短いので自分の限界のグレードはなかなか登れません。
また、短い時間の中で多くのトライをするので登る体力も必要になります。
ミニコンペで順位を上げるためには、登れる課題はできる限り少ないトライで登る必要があります。
少ないトライで登るためにはトライとトライの間に動きの調整をしなければなりません。
他の人の登りを参考にするのも大切ですし、トライする順番も考えなければなりません。
体力のあるうちに難しい課題にトライした方が良いですが、そこで体力を使ってしまって登れる課題が登れなることもあります。
ルートを見極める力や状況判断能力が要求されます。
そういう意味ではチャレンジと比べると少しハードルが高いと言えるでしょう。
確かにミニコンペでは思うように登れないことが多いですが、自分の足りないところに気づける良い機会になります。
もっとうまくなりたい!と思う人にはぜひミニコンペにも参加してほしいです。
さて来週からは如月チャレンジです。
ミニコンペはまだ無理かなと思う人でもチャレンジなら気楽に参加できます。
順位が気になるかたは会員番号のみでも大丈夫です。
2月18日からの2週間はチャレンジ課題にトライしてみませんか?
Written By 吉谷 知将