第2回ミニコンペ結果
2018年6月19日SORANI 1周年記念パーティー
2018年7月1日6月17日(日)に伊那にあるクライミングジム アチーブで行われた国体の予選、長野県クライミング大会にルートセッターとして参加してきました。長野県のクライミングに貢献したいという思いで開業したことと、ルートセット技術の向上や大会での刺激を受けることが出来ると思い参加させていただきました。
競技会でのセットは色々なことを意識しながらセットしなければなりません。まず必要なことは順位がつくことや危なくないことですがそれだけではありません。選手が登りたいと思うような見た目の良さや登れそうで登れない、又は登れなさそうで登れるなど見ている人が興奮できることも大切です。これらの要素について経験豊富な他のセッターにアドバイスをもらいながら手直しを繰り返しルートを完成させることが出来ました。
あとはみんながどんな登りをしてくれるか見守るだけです。午前中はリードから開始。それぞれのカテゴリーで選手たちは手に汗握る登りを見せてくれました。会場は非常に盛り上がっていました。順位もそれほど固まることなく、何よりもケガ人がでなかったことにほっとしました。午後のボルダーの課題もよく作りこまれており、観客から大きな声が上がっていました。自分の作ったルートでひたむきにトライする選手の姿に勇気をもらいました。
競技会である以上、満足のいく結果を残せた人もいれば、そうでない人もいると思います。大切なのはその結果をどのように次に生かすのかであり、今後にむけ具体的にどのように行動するかだと思います。個人スポーツにおける試合は結果をすべて自分で背負わなければなりません。つまりは負けた時に自分の弱いところと向き合わなければなりません。これはとても辛いことです。しかし継続してチャレンジして、自分の弱さを乗り越えたときに成長できるのだと思います。
SORANIではキッズプログラムを開始しています。国体予選を観戦し、クライミングを通して子供達に成長してほしいなと改めて思いました。と同時にすべての人が同じ方法でチャレンジしていくわけではないので、その子に合った成長の仕方を考えることも大切だと感じました。
長野県クライミング大会に関わり色んなことを吸収することが出来ました。今後、吸収したことをジム内で還元していけるように頑張りたいと思います。大会関係者の皆様、選手として頑張った皆様、ありがとうございました。