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Rainbow Jr. 通信44 ユニバーサルクラスAの様子

8月30日(日)に行われたレベルアップ試験でレベル2(スカイウォールのボルダー6級/ナガモノ5.10a)に合格した5人のうち、

4年生3人と3年生1人がエレメンタリークラスからユニバーサルクラスへ移りました。

 

ユニバーサルクラスは金曜日の夕方と土曜日の午前中にレッスンがあり、

どちらか片方のレッスンか、両方のレッスンを受けることができます。

もともと金曜日は3人、土曜日は6人がレッスンを受けていましたが、

金曜日は6人になり、土曜日は10人(満員)がレッスンを受けることになりました。

 

ユニバーサルクラスになると準備体操が変わります。

エレメンタリークラスでは屈伸や前屈など基本的な準備体操でしたが、

ユニバーサルクラスでは基本の立ち姿勢を身に付け、

体の軸を意識した体操や体の柔軟性をアップする体操を行います。

今までやってきた子は1年近く継続して行っていますが、

普段はなかなか気づかなかった成長も新しく入った子と比べると違いが良く分かりました。

最初からうまくいきませんが、継続してやる事で少しずつ改善されていくことを実感しました。

 

ユニバーサルクラスに入ると振り返りノートを書くことになります。

トライしたルートを記録することで、

レッスン終了後に何をやったのか振り返ることができます。

 

レッスンでは今までいた子と新しく入った子の内容を分けて行いました。

ここでは新しく入った子達の様子について書きます。

新しく入った子達のレベルは同じくらいなので、

メインウォールの6級を一緒にトライしました。

メインウォールが登れるようになった子供達にとって6級は今の目標です。

動きが分かれば登れるルートもあり、

何度も何度もトライして頑張っていました。

また一緒に登るのにも意味があります。

それは友達の登りを見るて動きをイメージするためです。

クライミングは登る前にイメージをすることがとても大切です。

最初は自分で動きをイメージをすることは難しいですが、

人の登りを見るとイメージしやすくなります。

イメージをする練習を少しづつ行うことで、

ルートを見ただけでイメージできるようになります。

 

次にスカイウォールで5級の練習を行いました。

スカイウォールのルートは子供達が基本的な動きを身に付けれるように作ったルートです。

メインウォールの課題は子供にとって少し遠かったり、

応用的な動きをしなければならないときもあります。

一方スカイウォールはホールドの間隔もそれほど遠くないので無理なく練習できます。

レベルアップ試験でレベル3(スカイウォールの5級/5.10c)が合格できるように練習を頑張ってほしいです。

 

練習の最後には筋力トレーニングを行いました。

以前は子供の頃は筋力トレーニングをしてはいけないと言われていましたが、

最近は年齢に応じた筋力はつけた方が良いと言われています。

子供達に不足している筋力をつけるためにジャンプとクランプ&腹筋をやっています。

ここでも今までいた子と新しく入った子の間で違いがみられました。

継続の大切さを改めて感じました。

 

最後のミーティングではレッスンの感想と次回の目標を考え、振り返りノートに書きます。

考えたことを書くことで考えがまとまったり、記憶として残りやすくなります。

またあとで確認することもできます。

最初のうちは登れて嬉しかった。

登れなくて悔しかったなど簡単な内容が多いのですが、

次第になぜ登れたのかなど理由や具体的な取り組みを考え発表することが出来るようになります。

初回レッスンということもありとても真剣に取り組んでいました。

今後の彼らの成長が楽しみです。

また今までいた子達も新しい子達が入って刺激を受けているようでした。

彼らもまた上のクラスを目指して頑張ってほしいです。

 

Written By 吉谷知将

 

SORANI GMK
SORANI GMK
Climbiing Gym SORANIでジェネラルマネジャーをしています。 ジムでお待ちしています!

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