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2022年11月30日
今週の動画配信
2022年12月8日１２月３日（土）は、オーナーがコーチ研修で不在だったため、
アスリートクラス、ユニバーサルA・Bクラス合同でレッスンを行いました。
今回レッスンに参加したのは3つのクラスで１８人。
３チームに分けて、７級〜２級までの１２課題を１時間のセッションで登ります。
登れた課題は、グレードによって５０〜１０００ポイントの得点がつきます。
高グレードはユニバーサルBクラスの人は足自由で登れるようになっていました。
アスリートクラスの人は、
１時間のセッションは慣れていますが、
ユニバーサルBクラスの人はセッションに参加するのが初めてという子も多くいました。
A・B・Cともチームのキャプテンは
アスリートクラスの６年生男子で、
それぞれのチームに分かれて話し合った後、セッション開始です。
アスリートクラスの人は、
高グレード狙いで、難しい課題からトライしたり、
登れる課題を先に登っておこうという感じで、
戦略的に課題を攻略しようとしていて、
列に並んだりして、どうやって課題を攻めていくか経験があるので、
それぞれに考えながら登っています。
他の子達にアドバイスをしてあげる姿も見られました。
一方、セッションに初めて参加した子達は、
１番からトライしてみると、
１番の課題が少し難しかったようで、
列に並んでいるうちに時間がとられたり、
他の課題にトライするも、
できない動きがある課題の前で、
同じムーブで同じようなトライが続き、
登れない！と悪戦苦闘しながらも、
何度もチャレンジしている姿がありました。
ユニバーサルAクラスの人は自分の登れるグレードの範囲は、
しっかり登り、
高グレードの課題は、
アスリートクラスの人にアドバイスをもらったりしながら、
果敢にチャレンジしていました。
結果は、Aチーム8080点、Bチーム8500点、Cチーム10530点でした。
セッションの振り返りで、
ユニバーサルクラスBの子達は、
登れなくてくやしかった、
もっと登りたかった！という感想が多く聞かれました。
間近ででアスリートクラスの子達がバンバン登っている姿を見て、
刺激を受けたのかなと思いました。
ユニバーサルクラスAの子達は、
意外に登れてうれしかったという感想と、
列に並んだり、時間配分をどうすればいいか考えたいなど、
自分なりに課題をみつけて、
次はどうやったらいいか考えるきっかけになったなと思いました。
アスリートクラスの子達は、
自分のトライをふりかえる子が多く、
少ないトライ数でどうやっていくか、
自分の苦手な課題を改めて感じたり、
しっかり自分がやらなければいけないことは認識しているんだなと思いました。
今回、合同でセッションをやったのは初めてでしたが、
それぞれのステージでそれぞれの課題があり、
違うレベルの子と登ることで、
たくさんの刺激をもらったり、
他の子の登りを客観的に見て考えるいい機会になるなと思いました。
アスリートクラスの子達に対して、
コンペの後など、いつも、もう一歩頑張ろう！ということばかりに意識がいっていましたが、
セッションでユニバーサルクラスBの子達の姿を見て、
こんなにレベルを上げてきて頑張ってきたんだなと、
子供達の成長をふりかえれるよい機会となりました。
セッションは、自分の実力が可視化されて、
子供達にとっては、いろいろな思いがあると思いますが、
そんな自分を見つめて、
次のステップに進んでいけるようになってほしいなと思います。
クライミングは個人スポーツですが、
セッションでお互いから学べることもたくさんあるなと思うので、
また、機会があればセッションをやりたいと思います。
今回は土曜日のレッスンの子しか参加できなかったので、
今度はユニバーサルクラス以上の子がみんな参加できるようにしていきたいと思います。
参加したみんな、お疲れ様でした！
Written By 吉谷 加奈子
